その1につづいて、2水準で、校正測定しました。これで机上校正が終わりなので、全条件まとめました。
たわみvs ひずみ出力 mm/digit |
センサアルミ固定 防水部材無 |
センサアルミ固定+先端部材付き | センサ防水Base固定 先端部材付き ビニルホース無し |
センサ+全防水構造 ビニルホース有り |
相関係数 | -0.99991900 | -0.99993496 | -0.99993669 | -0.99980485 |
傾き | -8.0947400E-06 | -8.06048E-06 | -9.80728E-06 | -9.32608E-06 |
切片 | 6.81522348 | 5.977495 | 8.301010 | 7.818352 |
結果1:全組み立て状態では、ホースの影響で線形性が-.99998まで低下した。
結果2:傾きがセンサ単体で-8.09E-06から-0.93E-06と15%増えた、ホースの剛性が増えた分
考察:ホースはビニルなので、温度での脆化がー20℃なので、あまり寒いスキー場では危ない、
線形性はでてるので、低温で硬化するので、現場で、簡易校正をおこなうことで、傾きを都度決定する方法を開発する
①その1では、梁の付け根をアルミ板にネジ固定していたのを実際に防水構造の付け根部に交換して、影響を測定
起歪部のアルミ板をPLAの樹脂にはさんで、ビニルホースで囲って更にPLAの台で支持するので、剛性が相当落ちる見込みです。
結果:相関係数 0.9999366
傾き:ー9.80729E-6
切片:8.301010
②全組み立て
相関:0.99980
傾き:-9.32608E-06
切片:7.818352554
●以後
①低温での傾き値の変化がおおきそうなので、低温での校正をやってみる
②スキー場で、簡易校正できる方法を開発する。
③基板類のケースの造形を12月末までに急いで進めながら、プログラムも着手して、1月末にスキー場で試運転したい。