【STA23】MovingBase基本構成での Fix落ち実験その4<長いケーブルではFix落ちる>

今まで、MovingBaseの肝であるBaseからRTCM3の高速通信線を長い(40cm)状態で使ってきたのですが、それが怪しいので基本構成では(10cm)に短くして、揺動させないようにしたら、水平姿勢で水平振り回しでは
全くFix落ちが発生しなかったのですが、40cmに戻してみたら、何と水平姿勢水平振り回しでもFix落ちが発生してしまいました。

●結果
最初は、Fix落ちがでなかったのですが、勢いを増して振り幅を大きくしたら、Fix落ちが発生しました。
やはり、長いケーブルでは、コネクタの揺動など結線の接触不安定が発生するのではないかと疑いがあります。

●考察
RTCM3通信線は、大変な仕事をしている線です。4芯のうち、1本がBaseからRTVM3を460800bpsで
Roverに送信してます。もう一本がRoverのデータをBaseにあるマイコンシリアルポートへ460800bpsで返送して
ます。あと2本は、GNDと5Vラインで、ピークで1A超えの電流が流れます。
ノイズが心配なので、片GNDシールド線を使ってますが、何しろBase-Rover間が20cm以上離れているので
30cmと長い線になってます。これが揺動することで、460800bpsの信号にノイズが入っているのでは
ないかと考えられるので、できるだけ短い線で揺動を絶対させない構造にする必要があります。
基本的には、BaseとRoverは一体のほうが間違いないです。逆に離す場合は無線で接続したほうがいいです。

●以後
RTCM3通信線を振動で動きが発生しないようにしないといけないことが判りました。

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