VCBL10cmの時は、1枚板に2個のアンテナがのっていたのですが、30cmにして、別体でスキーブーツの前と後に宙に浮いた固定したので、グランドプレーンの角度と位置がバラバラになっていて、MovingBaseのFIXが全然しないもしくは、安定しないというトラブルに見舞われました。
グランドプレーンを上向きに同一平面に近い状態にするとFIXします。一度FIXすれば、アンテナを上下左右移動させてもFIX状態で精度よく測位できます。
●VCBL30の改良点
①グランドプレーンを同一平面に置く
②レガースに前後アンテナを一体化する
③装着性が良いリンク構造をとる
①グランドプレーン位置合わせ
頑丈なアルミ角パイプで前後のリンクで接合しました。ぴったりな同一平面になってませんが、数度の傾斜程度で
おさまっていると思います。
②レガースと前アンテナのグランドプレーンに、アルミ角パイプをねじ止めして、一体化
更に、後ろアンテナは、角パイプとアルミアングルでリンク接合して、開閉式で結合した。
③装着性のよい開閉リンク
レガース装着時には、後ろアンテナリンクは開いた状態で待ってます。
レガースのベルトを締め終わってから、後ろアンテナユニットを閉じて、ベルトで締め付けます。
●試運転
前後アンテナの位置がばらばらの場合は、タープ内だと安定しなかったので
外の高い位置で40cm高さにしてようやく安定できたのですが。
今回は、タープ内で20cm高さでもすぐFIXできました。
MovingBaseでのグランドプレーン面を合わせることが重要なことが判りました。