【パワーメーター】CPLTで走行波形みると<応答性良し>

リアルタイムグラフがあると今踏んだ波形を見ながらパワー値の波形も確認できるのでいろいろな踏み方でデバッグできます。
POWERTAPも同時に見ながら走ってみたのですが、CPLTで見ながらパワー値のグラフをみているとPOWERTAPは、踏み込んだ時点から1回転以上後になってパワー値が上がります。それに比較して私のパワーメーターは、踏み込んだ瞬間にパワー値がでるアルゴリズムですので、応答性の感触は、すごくいいです。
まだ、動画撮ってないのですが、MFT用にまとめて撮りますのでお待ちください。MFTでは、右踏みだけのパワーメーターにしました。左の波形処理は、アルゴリズムが違っているようで手間をかけられず時間切れでした。8月9月にやります。

●波形補正の安定化
踏み方によって、補正波形終盤にこぶができてました。

青線が15度毎のパワー値、黄緑線が半周期毎のパワー値です。
黒線がひずみ出力生データ、赤線が生データを補正したクランク接線力相当のカーブです。下は、クランクエンコーダーと上死点センサですが、これらは、上記波形より15度進んで表示されてます。補正と積分は、15度遅れで処理されますので、波形類はエンコーダー1波形(15度)分過去のデータを表示してます。

こぶを解析すると積分関数内で、右踏み範囲だけ積分しようとしているのですが、0度から180度までが右ふみと想定しているのですが、実際の波形は0度から210度くらいまで右踏みの波形が続くことがありました。その場合、210度までトルクを出しているわけではなくて、関係ない力がはいっていると判定して、
180度以降をカットすることにしました。



フラットにして、安定した波形にしないとパワー値のばらつきが生じてしまうので、きれいな波形を維持できる補正方法がいいと思います。
実波形はいろいろな力がはいってますので、トルク相当になる力は、やはり0度から180度範囲の波形をSINで処理したものが近いはずです。
同時にCRANKのXBEE波形がだせれば白黒がついていいのですが、まだ、XBEE APIモードのプログラムどう作ればいいのかわからないので、今日明日では無理そうですので、MFTに間に合わせられるかきわどいところです。

●POWER TAPより反応が速くて気にいってます。
POWER TAPも取りつけてCPLTと比較しながら踏んでみたのですが。、リアルタイム波形に追随してパワー変化する私のパワーメーターのほうが優秀でした。PowerTapは、踏み込んだ波形から1回転以上後になってパワー値が表示されます。
ぐいっと踏み込んだ時のグラフが下記です。



青線が15度毎のパワー値、黄緑線が半周期毎のパワー値です。
黒線がひずみ出力生データ、赤線が生データを補正してクランク接線力相当のカーブです。下は、クランクエンコーダーと上死点センサですが、これらは、上記波形より15度進んで表示されてます。積分の影響で波形類はエンコーダー1波形分過去のデータを表示してます。
18000msecあたりでぐいっと踏み込んだのですが、青い線は即時に山が盛り上がってきてます。青い山が終わったら時点で青い山の平均パワー値を黄緑線で表現してます。ですので、、右踏みが終わってから数十msec後にパワー値が表示されます。
MFTでPOWER TAPと比較すると私のパワーメーターのほうがリアルなレスポンスがある点が体験できると思います。

●以後
POWER TAPは、瞬間のパワー値に関しては、あてにならないので、私にとっては、XBEE付のクランクパワーメーターが最も正確なパワー値をだしてくれるので、LPC1768のデータもXBEE経由でPCへいれられれば、CPLTでリアルタイムで校正波形と比較しながらペダリングできるので、一番いい方法です。MFTに間に合わなくても絶対にやりたいと思います。
クランクのCPUでもパワー計算プログラム組込んで比較したいのですが、さすが、もう1個パワーメーターを作ることになるので時間的に無理なので、MFT2017では、クランクの接線力とMy Power Meterの補正接線力と比較することにしました。

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