【パワーメーター】3端子3.3V用の代わりに5V用を使う

急遽、針メーター用のCPU基板を作ったのですが、あり合わせのCPUと部品で組み立てたのですが、最後、3端子レギュレータ3.3Vが必要となってしまいました。丁度、在庫が無く、3端子のみ秋月から翌日配達させるのはもったいないので、地元、松本市内で唯一の電子パーツショップに行ってみました。
松本電子パーツ
https://www.mcci.or.jp/www/denshi/main.html
●何故3.3Vの3端子が必要になったのか
Nucleo L432KCは、STM32シリーズでも省エネ性能を売りとしているCPUで、入力電圧は、1.65v~3.6Vと5V入力ができません、USB端子をpcに繋げばいいのですが、他に、ステップモーター駆動用にUSBを電源として入れてスイッチング電源で5Vを9Vまで昇圧させてモーターを回転させてます。
2本のUSBケーブルが1枚の基板からでてくるのは避けたいので
モーター用のUSBからL432KC用の3.3Vを作る必要に駆られました。
LPC1768を使っている分には、4.5V~9Vまで入力電圧を受け付けてくれるので、何も心配ないのですが、NUCLEOL432KCは、特別なのでこのCPUをモータをただ単に回す基板に使うこと自体が邪道なのですが、性能が低いCPUを使ってはまりたくないので、判断した次第です。
●松本電子パーツへ行ったら
ついでに、ケーブルを覆うチューブも買って、いざ、3端子3.3Vくださいと言ったら、5V用しか無いとのことでした。
困ったと言ったら、おじさんすいすいとメモ書きで回路を書いてくれて、こうすれば、5Vの3端子で3Vくらいは作れるから大丈夫とのことでメモをくれました。秋葉と違って、田舎の電気屋さんは、暇なので、相手してくれて良かったです。
3端子1個300円と高いけどメモ付なので、感謝して帰宅。


味噌は、左の半固定の値を調整しながら所望の3V付近がでるかです。
●3端子いじる
ブレッドボードで、セットして半固定をいじると10KΩの半固定だと2V以下しか電圧がでませんでした。100Kの半固定は持っていないので、10K半固定+抵抗を10K,20K,50Kと増やしていくと50K+10Kフルで60Kで3.1Vくらいになりました。
半固定を基板に載せるのは面倒なので、固定で64Kにしたらなんと、4.7Vになってしまいました。電圧値は、微妙なバランス調整にあるようです。50Kと10Kの固定抵抗を基板に載せてなんとか5Vから3Vを作ることができました。

三端子は、スイッチング電源の下に取り付けてあります。
ステップモーターを動かす基板のほうが、メインの計測基板より大きくて部品数も多いということになってしまいました。
この大きさなので大きなトップチューブバックに納めました。
メイン計測基板は、サドルバッグに収めることにしました。

●以後
シリアル通信関数をパワー計算プログラムに埋め込んで、NUCLEO側にパワー受信プログラムをいれます。
明日には、試運転できると思いますが、パワー値がまだ定まらないので、適当なCAL値をいれて、パワー値に近い値を針メーターに流してメーターを回してみます。まだ、配線整理ができてないので、乗車できないので、手回しでやってみます。
XBEEも秋月から明日到着しますので、よしんば、右クランクのひずみゲージ値を無線送信できるかどうかいじってみようと思いますが、7月にずれこむので、7月は、6分力計を試作する予定ですので、XBEEは、暇をみながら進めていきます。

 

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