HX711の仕様書では、https://cdn.sparkfun.com/datasheets/Sensors/ForceFlex/hx711_english.pdf
A-A+端子を使っている時は80Hzのサンプリング周波数のはずなのですが、現状では、7Chで300-500msecかかってますUSBserialでpc.printfのデータ転送部分が遅いのかと思って、115200bpsを倍の230400 bpsまで上げても変化なしだったので、HX711の読み込みルーチンが遅いということが判りました。
※2020年10月追記
=>信州MAKERSでは2019年以降HX711は使ってませんが、
HX711は、仕様上バグがあって、速度は40Hz程度が限界のようですので、Khzオーダーの測定が必要な場合は、アナログの計装アンプLT1167とか、500Hz以下ならアナログデバイス社のAD7193,AD7194等きちんとしたした品質が保証されたADCチップを使われたほうがいいです。
HX711はお遊び入門用のひずみゲージアンプという位置づけだと存じます。
仕様に無い謎の信号を発見されたコロナシステム様に感謝いたします。
こちらのページにその他の方法を解説してあります。
●Hx711ライブラリをみると
Hx711.cppでgetGram関数を使って読み込んでいるのですが
https://developer.mbed.org/users/Volt72/code/HX711/file/aa9794dcf489/HX711.cpp
averageValue(2)となっていたので、2回平均していたのを
averageValue(1)に直したら、
90msecまで早くなりました。
平均化処理の速度が相当時間を喰っていたと思います。
7Chで90msecなので1CHあたり13msecになったので、80Hz(12.5msec)の仕様値がでました。
これで、6分力7CHフル使用でも、人間の手の動き程度なら90msecサンプリングでデータを取得できるので、大丈夫だと思います。
●以後
データを校正して6分力に換算できるように校正作業をします。
しかし、今週末10日以降はロドバイクパワーメーターを東京で開発して荒川自転車道路で実走行する予定ですので、
6分力計は、9日までで出来るところまで、一時休止となります。