LC29HEA手動設定では、相当苦労するので、自動設定TOOL作りました。(GPTに仕様書みせて作らせた)
●一括自動設置TOOL lc29h_set_msg_rates_and_save.py
ublox F9Pをucenterで設定する時、書いたつもりでも、電源オフで消えていたとか、書き込みで苦労した方が多いと思いますが、LC29Hもすんなりと書き込めません、だいたい2回書き込んで、更に固定も2回くらい書き込んでようやく、記憶設定されます。必要なメッセージを一挙に書き込むプログラム作成しました。
Python VSCODEで実行してますが、あなたの環境に合わせてChatGPTにこのソースを見せれば改造してくれます。
https://gist.github.com/dj1711572002/cd1c5f5026afbf0f65d8b50ed2f96fde
PCでのUSBシリアルのCOM8,460800bpsになっているので、ご自分の環境に合わせてください。
実行すると下表のメッセージをセットしてくれます。10Hz固定です。

※F9Pと比較し手足りないのは、relPosNEDですが、これは、基準局からの相対距離のデータ用ですので
特に精度をミリ単位で求めたい場合などに使います。
●メッセージの仕様書は下記ZIPをご覧ください
quectel_lc29hlc79h_series_gnss_protocol_specification_v1-5
●LC29H EAが吐き出すデータは大きく次の3種類です。
-
① 文字で読める“行”データ(NMEAテキスト)
例:$GNGGA,...のように$で始まる行。画面表示やログに使いやすい。 -
② 補正データ(RTCMバイナリ)
NTRIPなどから入ってくる RTK補正(RTCMなど)。人間が見ても読めないがRTKに必須。 -
③ 独自の拡張データ(PQTMテキスト/バイナリ混在)
誤差指標など、メーカー独自の行(例:$PQTMEPE,...)や、用途によっては別形式。
「QGNSSで設定しにくい」問題は、実はこの①の**“どの行を出すか”**を変える必要があるのに、u-centerのようにクリックで送れず、コマンドを自分で作って送らないといけない点にあります。
●基本的メッセージ(行)の役割一覧
| 行の名前(例) | 何が入っている? | これが無いと困ること | おすすめ |
|---|---|---|---|
GGA(例:$GNGGA) |
位置・高さ・衛星数・HDOP・Fix状態(Single/Float/Fixなど) | NTRIPに位置を送れない/Fix状態が分からない | 必須(ON) |
RMC(例:$GNRMC) |
時刻・状態(A/V)・速度・進行方向など | “受信が生きてるか”が分かりにくい | あると便利(ON推奨) |
| GSA | Fixタイプ、DOPなど(衛星選択系) | QGNSSの表示が寂しい/状態が追いにくい | デバッグ時ON |
| GSV | 衛星ごとの信号強度(C/N0)など | QGNSSのSkyView/Signalが出ない | デバッグ時ON(重要) |
| VTG/GLL/ZDA | 速度・位置別表現・日付など | 多くの場合は無くても困らない | まずOFFでOK |
| PQTMEPE(独自) | 誤差の目安(EPE) | “精度っぽい値”を見たい人は困る | 余裕があればON |
●以降
RAW出力が1Hzでできるはずだが、未だわからないので、Quectel日本法人に問い合わせ中です。
次からは、回転治具測定、F9P LC39H EAの静止比較など記事にしていきます。





