【C#】 Text To SpeechサンプルPgmでText->音声変換動作できた<VisualStudio2019に戻す>

RTKスキーターンシステムの目標は、AIのスキーコーチなので、スキーヤー自身が滑走中にコーチの音声を聞きながら自分の滑りを評価してもらってその場で修正することがきる機能が必要です。
音声合成は、WIN10では標準でついていて簡単にTEXTを音声読み上げができます。
しかし、VisualStudioでプログラムにするとなると、どういうわけか、難しいことになってます。
※その後2023年8月24日 センサ値を読み上げてくれるプログラムを作りました。
【C#】BNO055のPitchRoll値を音声読み上げするプログラム作った<姿勢角理解に便利>

●何故、TTS(Text To Speech)プログラムが難しくなったのか?
VisualStudio2022から従来のMS SpeechSynthesizerが使えなくなったのが致命傷です。
私の想像では、音声関係のライブラリーは、各社ともCLOUDで有料で提供するようになってきてます。
MSも遅ればせながら、音声ライブラリーをビジネスにするために、無料で使用するサービスを止めたということだと思います。
素人入門者の被害:WEB上にあるTTSサンプルプログラムは、全部古くなってしまったので、VisualStudio2022では使えないサンプルプログラムしか、WEB上にありません。

■この件chatGPTで「VisualStudio 2022 System.Speech.Synthesisのインストール」と聞くと
VS2022では、使えなくなったと説明してくれました。このアドバイスは貴重でした。

●対策としてVisualStudio2019に戻して、過去サンプルプログラムを使うことにしました。
QIITAに親切なサンプルを公開されてくださった方がいらしたので、その方がV2019で作られていたので
私もVS2019もインストールして、VS2022と共存状態で使い分けることにしました。
https://qiita.com/halboujp/items/a3c81e40539c4b8042e9

無料の音声合成・音声認識を使用して簡易人工無脳と会話する

ここでは、3個のプロジェクトを提供されてますが、私が使うのはTTSなので001です。丁寧な記事に感謝です。
GITに下記3個まとめて1フォルダーに入ってましたので、ZIPダウンロードして、解凍してVS2019で起動します。
https://github.com/To-Fujita/Voice-Synthesis-and-Speech-Recognition_-Part_1-
– Voice_Synthesis_and_Recognition-001:音声合成プログラム
– Voice_Synthesis_and_Recognition-002:音声認識プログラム
– Voice_Synthesis_and_Recognition-003:簡易人工無脳プログラム

●サンプルプログラムはDialogBoxの中にありますが、音声合成部は2行だけでOKです。
  SpeechSynthesizer synth = new SpeechSynthesizer();//と定義したら
  synth.Speak(words);//wordsはString型で与えればその通りに話してくれます。

●VS2019でのビルドまでの設定

①コンパイルエラー対策
一発目ビルドエラーがでました。「WEBマークを削除してください」って何だ?ということで検索すると
こちらで解決方法を教えていただきました。感謝です。
Visual Studioのビルドで、Web のマークを削除してくださいのエラーが出る

エラーメッセージがファイルは、Form1.resx  なので、このファイルを右クリックでプロパティを開いて
上記解決法にある通りに、

②ライブラリーの追加

NUGETパッケージからSystem Speechを検索してインストールします。

ソリューションエクスプローラーの参照の中にsystem speech が出来てれば成功です。

●ビルド実行
上記設定ができたら開始ボタンを押してビルド実行します。

ここの音声合成ボタンを押して 実行ウィンドウがでてくるので、キーテキストボックスに
音声にしたい文字を入力します。ここでは、10度 15度 30度 45度と角度を読み上げさせました。

女性の声で、くっきりはっきりと角度を順に読み上げてくれました。
 これは使えると思いました。

●以後
サンプルプログラムを公開 解説していただいた@halboujp(T Fujita) 様に感謝します。

このFORMアプリを学習させていただいて、RTK スキーモニタープログラムと合体させて
RTKシステムの動きを音声で知らせてくれる機能を作っていきます。
この機能はSTA24テーマとして進めますので、秋から冬に本格化します。

 

 

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