【STA22】F9PとCPU収納ケース探し<モノタローで探して千石で購入>

雪が降りだしたので、STA22焦ってまとめに入ってます。
ケーシングですが、今までは、MovingBaseとRoverを2体に分けて、同じサイズのケースを使っていたのですが、Baseは、タカチの SWT-95B(58x95x18)から、TW7-2-11B(70x20x105)にしました。
SimpleRTK2B基板とマイコン同居させました。RoverはSWT-95Bで小さくしました。
上がRoverのSWT-95B 下がBase+マイコンのTW7-2-11B

■ケースの選定
プラケースは、モノタロウで探すのが手っ取り早いです。購入は、別です。
メーカーはTAKACHIが有名で品ぞろえが多いです。
寸法を検索する機能がついているので、
① 高さ20ミリで絞って、ケースを探しました。
https://www.monotaro.com/g/00965819/?attr_2219=20

TWは、肉厚が厚くて2.5mmもあります。、踏んづけても大丈夫です。
外寸 70x105x20 内寸65x100x15 のTW7-2-11がギリギリ収まりそうです。
https://www.monotaro.com/p/8820/9712/
図面を見ると内部にネジ柱が8本も立っているので、カットして使うことでギリギリ収納可能でした。
https://jp.images-monotaro.com/etc/pdf/product/88209712_zumen.pdf

このケースですが、安いので、送料のほうが高くなります。そこで、送料の安いSHOPをさがしました。
なんと千石通商さんが、本体価格も送料も安くて、お得な発見となりました。モノタロウは、得意不得意があるので、電子工作系の材料だと秋葉原系の秋月以外のお店が結構いいです。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-0JX4

●翌日配達されて早速加工しました。
製品は、ネジ柱が8本もたってます。これでは、基板が入らないので、彫刻刀で切り捨てました。

汚いですが、これで、基板とCPUが収まる寸法を確保できました。
CPUの長さがSDカードをいれると足りなくなるので、2.5ミリ肉を削ってギリギリ納めました。

 


工夫点1:ネジ柱を全部切り取ってしまったので、蓋のネジ締めができなくなりました。
そこで、基板を固定を白プラスチックの基板スペーサにしました。これだと、基板の固定と蓋のナット兼用に
なるので一石二鳥のアイデアです。スペースの都合で3本しかスペーサが立ちませんでした。

●基板とCPUの実装
大きくなってもスペースはギリギリなので、ピンヘッダは使わず電線は、全部直半田付けにしました。
ベースの板も塩ビの0.5ミリ厚さの透明プラスチック板にして、高さのロスを最小限に抑えました。
何しろ、信号線が4本(アンテナ、Rover接続、無線モジュール接続、電源接続)も出入りするので、
ごちゃごちゃになります。

工夫点2:BaseからRoverへのMovingBase信号線ですが、以前は、Pixhawkコネクタを使っていたのですが、
UART1用なので、UART2にRTCM3に線がもう一本必要で、2本ケーブルが必要となっていました。そこで、
もっと合理化するために、BaseのUART1のTX1で460800bpsでRTCM3を送信線とRoverのUBX信号出力UART1 TX1の115200bps線を同じシールド線に収めました。電源と信号線で4線で済みました。
これで、Roverは、1本のシールド線で全部収まりました。
下Rover基板写真で、緑線UART2 TX2がBaseからのRTCM3信号460800bpsが入ってきます。白線UART1 TX1は、RoverのUBX信号115200bpsをマイコンへ出力する線です。
(注意SimpleRTK2BのUART2は、TXとRXの意味が逆転してます。)

 

工夫点3: 些細な点ですが、半田付けしたあとの熱収縮チューブですが、今までは黒と赤だったのですが、
今回から透明チューブにしました。テスターで導通テストするときなど、色が見えると判り易いし
目視で、接触状態を観察できるので、便利です。

 

●BlueToothモジュールは外付け モジュールは、RN42でなく、M5Atomにしました。ボタンとカラーLEDがついているので、モード選択スイッチ機能として使います。

スペースがあるので、BlueToothモジュールも同居させようと思いましたが、干渉が心配なので、
外付けにしました。AFH機能があるから大丈夫かもしれませんが、試してみる手間が大変なので、離して設置することにしました。

■干渉の検索記事 https://shibarinashi-wifi.jp/media/43224/
■BlueToothの干渉防止機能
AFH機能:https://musenka.com/knowledge/bluetooth-faq2/

 

●とりあえずMvingBase機能が動作しているか動作チェックしました。
Base(F9P)とRover(F9H)のPVT+RELPOSNEDを受信して、Baseの基線長ばらつきと、RoverのHead角ばらつきを計算してから、本測定にはいって、SDログしながら、BlueToothへ出力します。
無線親機はWIN10タブレットとかPCをスマホでリモート操作します。
pキーで、統計計算、sキーでログ、qキーでログ停止とシンプルな操作です。

マイコンプログラムはこちらに置いてあります。
https://gist.github.com/dj1711572002/67d048fa305ff1b3c0b1c5cd24770fc4

 

 

 

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