【新型コロナ】東京感染者数を移動平均グラフで見た5月29日<来週で緊急事態戻りか?>

東京都が減ってきていると言われているのですが、39人になったり165人になったりダッチロールが繰り返されてます。

これは、土日の変動とデータ収集の時間遅れなどがあると思います。技術者観点だとこのようなノイズの多いデータの生データをプレゼンテーションに使うことはまずないです。混乱を招くばかりです。そこで、技術者、学生さんなら当たり前につかう移動平均
グラフを眺めてみることにしました。

5月29日で22人なので、この調子だと6月初旬で1週間で70人以上いってしまいそうなので、逆戻りになりそうです。検査基準が緩くなって4日待たずに検査するようになったので
いままで我慢していた人が顕在化することで増えるということもあろうかと思います。検査数を数十万人に拡大しないと日本の真の感染者数は見えて来ません.

※政府の緊急事態基準
①直近7日が10万人あたり0.5人以上

➁直近7日倍化時間が10日以内

③経路不明が半数以上


※5月15日に東京のロードマップと緊急時の対応として東京ALERTを発表したので
それにそったグラフを追加しました。
東京の緩和基準:
①新規感染者が1日あたり20人以下
➁上記内で、感染経路不明者が50%以下
③週単位の陽性者増加比が1未満 

 


再生産数Rを調査して、疫学の統計データをみていても自分の感染防御には役立たない
ことに気づきました。ので感染防御の調査をしていきます。6月以降オリンピックまでは、現在の疫学調査より感染制御学のほうが重要になってくるはずです。
※指標として10万人あたりの死亡率を日本と東京を毎日更新します。
外国はニュースがはいったときに更新します。
さらに、コロナ相談件数が減少しているかも指標にいれます。

●厚労省は、なぜ真相を隠すか
日本の10万人あたりの死亡率は5月11日で韓国に負けました。永遠に負けです。これは、厚労省の失態が大きいと思います。過去をみると、
多くの国民が厚労省の失態で病気になって亡くなってます。
厚労省が追い込まれて敗訴になった件は多数あります。
薬害:キノホルム、サリドマイド、薬害エイズ、C型肝炎、MMRワクチン
予防接種感染:B型肝炎 45万人、訴訟1万4千人
ということで、厚労省は、今回の新型コロナでも訴訟されることを前提に証拠にならないように、ミスを徹底的に隠す体制をとっていると感じてます。厚労省は、リスクの大きな官庁なので、役人になるなら避けたいところですね。厚労省の失態での被害者にならないために国民は、信用してはいけない、自分自身で医療と治療が本当に大丈夫かを調査してから治療を受けないと危ないです。失態続きで後始末が大変で、厚労省のご本人たちも人生、嫌になっていると思います。

 

5月19日の結果:東京も一けた台になってきました。私は4人以下が2週間続けば、ずいぶんリスクが減ると思いますが、たった一人でも感染者がいれば、数十人はあっというまに増えるので、鼬ごっこがつづくと思います。感染防御に新しい技術開発がそそがれてくるのでそちらをしらべたほうがいいです。本日フジテレビのグッディをみてたら英国でコロナ探知犬を育成してるそうです。一瞬でコロナ感染者をかぎわけるそうです。犬の嗅覚を超えるセンシングシステムができたらいいだろうなとおもいます。
5月14日の結果:39県で解除になりました。しかし、日本の検査体制が理論的に正しくなるまでは政府の言っていることは鵜呑みにしてはいけません。隠れた感染者が多すぎてそれを捕捉する手段をもたないで、有症感染者の一部だけを検査した統計値ですので、普通の技術者だったら、絶対に公表できないほど精度が怪しい測定値です。海外では、政府自体がその怪しさを自ら解決するために、新たな試みをどんどんしてますが、日本政府と行政は、旧態然とした仕事の仕方をしているので世界からコロナ後進国扱いされている次第です。これはコロナに限らず日本の国力の現実を表してます。産業界でIT技術で世界に大きく後れをとっているのと同レベルで、コロナ対策で遅れをとっているので、厚労省ばかりでなく政府と産業界自体の問題かもしれません。ということで、政府も産業界も頼りにならないということですので、自ら考えて、五感で判断して行動するしかありません。
この行動は、日本全体を良くする行動だと思います。
5月11日の結果:15人ですが、月曜日は、最低値を更新しているので、7日移動平均でみないといけません。10日先まで10人レベルを維持した場合の予想をグラフに追加しました。移動平均が10人に収束するのが7日後の18日ですので、そこが底ではないかと思います。5月20日以降は、連休明けの緩みと検査数が一挙に増加する見込みなので、3桁まで再上昇すると予想してます。当たるかどうかが楽しみです。
5月10日の結果:22人ですが、土日月は、検査持ち込み件数が減るので、移動平均値で見れば40-70人くらいのレベルです。専門家委員会が14日に目安数をだすはずですが、私の独自の数値を並べると
①東京都で14日間5人未満になれば収束したとみる
➁検査数がコロナ電話相談人数(毎日1500人)を全部網羅している状態
5月末で検査数が増加するので、見つかる感染者数が増えるはずなので2桁を維持できればいいほうかと思ってます。
5月9日の結果:韓国でソウルのクラブで40人のクラスタが発生しました。接触者が2000人と言われていて、当局が一旦解除した遊興施設の営業を停止にしたそうです。新型コロナは、無症状の感染者が14日間バラマキ続けるので、最果てなく感染の連鎖が続きます、疫学調査は後手後手になるので、防御ができません。感染制御技術のイノベーションが必要です。
無症状なのに強力な感染力を持った人物を特定できる技術が望まれます。
●検査件数と相談件数の考察=>検査件数増加で5月末までに急増する予想
 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
東京都の4月15日からのコロナ相談件数1500件以上で推移してます。
検査人数は、100人台ですので、相談者の1/10しか検査してない結果でしかありません。
それで、50人以下の陽性となっている現状は、絞っているから少ないという疑いが濃厚です。5月末までに相当数の検査ができるようになれば、
東京の感染者数は相当増加して3桁台に戻ると想定されます。
「本当の減少傾向は、相談件数が激減することではないでしょうか?」

結局疫学調査をもとにした感染対策では、イタチごっこが続いて、倒産廃業が増えるだけです。そこで、感染防御技術へ注力して国民の感染防御への国の予算と力を投入すべきだと考えます。
5月8日の結果:6日連続で2桁39人と減少傾向が続いてます。1カ月の移動平均を追加しました。移動平均は、ノイズの周期を均したい場合使います。私が選んだ日にちは、
4日=>症状を訴えても検査待ちする日数
7日=>検査の日毎ばらつきの変動が1週間周期
14日=>潜伏期間もしくは、症状がでてから抗体ができる期間
1カ月=>感染してから、お亡くなりになる場合の期間
●死亡者推移が気になってます=> 尾身先生は、日本の死亡率を世界最低と目標にされてきたのですが、残念ながら、アジア各国に負けております。一度負けたらまず挽回は無理ですので、コロナ関係で日本が誇れるものは何も残ってません。欧米各国よりうんとマシだとか言っているけどインドと比較したら全然ダメな事実を認識すべきです。
東京単体だと10万人あたり1.23人ですので、これを他の死亡率と比較すると
東京の交通事故死が10万人あたり0.9人ですので、交通事故死する確率より高いので
コロナで死んでしまうことは都民にとっては重大な関心時であると思います。
5月7日の結果:5日連続で2桁23人と減少傾向ですが、2桁などたった一人の元気な感染者があちこち遊び歩いて接触しまくれば、すぐ数十人に感染させて増加してしまうので、東京のリスクは一桁になっても、3桁台の頃とあまり変わりません。特定の強力な感染力を持つ人が元気に動き回って周囲から区別ができない点がこの感染症の最大の難点です。これを防ぐには、強力な感染者であることを何らかの方法で識別して隔離するか接触しないように避けられる情報が必要です。その観点から検査数、陽性率など疫学のデータはあまり役にたたない状況になってきていると思います。ですので、感染制御を学習したほうがいいと思ってます。
5月6日の結果:4日連続桁で本日は38人でした。どうもぞろ目で出来すぎ感があります。しかし、長野県の独自基準だと14日間連続ゼロくらいでようやく警戒を緩めてもよくなります。松本保健所管内が2週間連続ゼロなので警戒レベル1まで落ち着きました。何故2週間ゼロが必要かというと、リンク不明が発生した場合、最悪、無症状感染者が感染させまくって、多くの人に感染させたと想定した場合でも2週間経過すれば、全員免疫を獲得してウィルスが無い状態になってるはずだから、その地域にウィルスを持った人のいる確率が相当低くなるという考え方です。ですので、大阪府はリンク不明者が10人未満と定義してますが、それは都会だからであって、田舎だと有償感染者ゼロが2週間続くことなのです。私のような高齢者なら、東京が2週間ゼロになるまで、電車に乗ったり、混雑した街にでないほうがいいです。
5月5日の結果:3日連続で2桁になってますが、移動平均値は100をようやく切ったばかりですので、無症状感染者が一人でも自分は大丈夫だと過信して、あちこち動き回って、ばらまくとアッという間に数十人感染してしまいますので、1千万都市の運命はたった一人の行動でずいぶん変わってきてしまいます。だからSTAYHOMEなのです。しかし、電車が海外のように乗車位置制限されてませんので、電車が一番危険だと思います。たぶん50人に1人くらいは強力な感染力をもった人だと考えてますので、車両内のどこかにいるはずです。うちの子供も都内に住んで巣篭ってますが。自転車で移動するように指導してます。
5月4日の結果1:緊急事態が1カ月延長になりました。ここ松本市では、3週間新規感染者が発生してませんので解除してほしいところです。長野県の発症者の99%が東京からの流入ですので、東京が収まらない限り長野県のリスクが消えません。ということで東京のグラフをアップデートしてます。本日は87人ですが、リンク不明%が重要だと指摘してますが。専門家委員会も重要指標にリンク不明%をあげだしました。検査でおいきれないほど膨大な不顕性感染者が存在しているのが新型コロナの特徴です。不顕性のうち20%程度は強力な感染力をもった人であると私は考えております。ですので、強力感染者をつきとめて隔離しない限り、東京の蔓延は止まりません。あぶりだすためには、ロックダウンしてリンクが追えるくらいの数にしないと強力感染者を追えません。今までの人力クラスター調査ではだめで、スマホで接触の膨大なデータをビッグデータとして処理していく解析システムを構築しないといけないと思います。
5月3日の結果1:東京91人調査中orリンク不明64人でしたので増加はしませんが減少も見えない状況です。3週間の自粛の効果とは言えないと思います。
=>これは、別のメカニズムが動いていると思います。無症状感染者が東京の場合、100倍いると都内の賢い友人が言ってましたが、抗体検査でその状況証拠がでてきてます。リンク不明の感染者が全体の6割存在するので、それがある限り市中感染ですのでクラスタ対策は効き目がないです。リンク不明がゼロか一桁になるまで一切の接触をさけない限り東京のコロナ禍は止まらないとおもいます。このことを悟るまで、ずっとこの状態が続きますので、パチンコ屋に人が集まる現象がある限り、電車に通勤客がのっている限り、そこからクラスタが発生しますので、首都圏は救われないと感じてます。それに気づく時間が世界一遅いのが日本の大失態です。
明日以降、さらに別のメカニズムの影響が大きくなってきたら、リンク不明率をグラフに追加します。
5月2日の結果1:1日、2日と160超えになって減少傾向がなくなってフラットになってきているこれは統計的にも減少傾向とは言えないから、専門家委員会の判断はふらついていると思います。
5月2日の結果2:5月3日、4日で東京の傾向が確定するのではないでしょうか
5月1日の結果1:移動平均14日がきれいな曲線を描いている。
5月1日の結果2:1日から4日では、凹凸がひどくでている。
5月1日結果3:7日以上になると日別のノイズを吸収できている。

 

 

●コロナ感染データの扱い方を技術者目線で考える

🔶新型コロナ感染の未知な部分と既知の部分があることを前提にした扱いが必要
・新型コロナ感染の不顕性患者が20%~50%存在する事をどう扱うのか?
・検査の精度が悪い点を加味した場合の擬陽性、偽陰性の確率をどう扱うのか?
・検査件数と対象の患者数と実施判断機関と実施許可機関、検査機関、集計機関と
関連する機関が多すぎる体制の中から真のデータを抽出するシステムをどうするのか?

例えば、5月1日の記者会見で尾身先生が陽性率の母数が難しいとおっしゃってましたが、それは、検査は検査でも理由が多岐にわたっていて、同じ患者のために何回も行われたりして、陽性率の母数の対象となる検査数が抽出できないとぼやいてました。
しかし、それは簡単な話しです。
検査報告がオンラインシステム化されて、スマホからでもデータベース入力できるようにしておけば、複雑な検査理由データも自由に抽出できるはずです。上記のように、得体のしれないモノを相手にしているので、どんな状況でも即座に分析して対応できるようにしておかないと間違った方向付けで手遅れを招きますので、関連するデータは全てオンラインデータベースでリアルタイムに分析できるようにすべきです。そのようなシステムは、世間にはいくらでもあります。
厚労省ができてないだけで、日本の産業界では、物流管理、工場運営、仕事のプロセス化でデータベースシステムが当たり前になっているので、世の中の常識から厚労省と衛生行政が遅れているだけです。世界的にも日本の厚労省と衛生行政組織は遅れているのではないでしょうか?恥を忍んで、台湾のIT担当大臣にどうしたらいいか教えてもらったほうがいいような気がします。国民の命がかかっているのですから、恥だのメンツなど言ってられる状況ではないはずです。

●東京都の日別感染者数データのとりかた

東京都のグラフサイトはよくできていると言われてますが、WEBエンジニア的には
よくできているのですが、感染状況を分析する目的ではちっともよくできてません。

日別の感染者数のCSVファイルがないです。1人1人の詳細なCSVがあるだけで、1人ずつのデータをPIVOT処理しないと日毎データがえられません。
PIVOT処理が面倒なので、グラフ下のテーブルをコピペしたほうが簡単です。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/cards/number-of-confirmed-cases/

テーブル内の数値を指定してコピーしてEXCElシートへペーストします。

 

●EXCELシート

Tokyo_Corona_MovingAverage20200511

Tokyo_Corona_MovingAverage20200515

 

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