【L-RTK】F9Pをu-centerで移動局(ROVER)設定<トラ技のおかげで簡単>

※2022年6月追記 本記事2019年12月にF9Pを購入したばかりの記事ですので、結果は怪しいです。
NTRIP接続をUcenterでもできるのですが、フィールドにもっていくのは不便なので、マイコンシステムをつくることになるのですが、これが大変で、はまってしまうと1年くらい棒にふるから、注意です。
私のように趣味のお遊びでいじっているならいくら時間がかかってもいいですが、仕事、研究の場合は既製品を購入するほうがいいです。マイコン電子工作に自信がある、もしくは、プロの方ならRTCM3を受信するシステムを作ることも可能だと思います。
=>RTCM3のレシーバーを自作するのは、お仕事とか研究などの目的に場合は避けたほうがいいです。何故なら、F9PのRTCM3受信の良し悪しの評価基準がないので、作っても本当に良いのか、長期間使ってみた結果使えるか使えないのかを試行錯誤する以外に無いからです。既製品なら品質の保証がつきますので、RTKが確実にできます。
=>私は、公開されているライブラリとサンプルプログラムでESP32で4種類ほどNTRIPレシーバーを作りましたが、
一番安定しているのは、既製品のNTRIPレシーバーです。次に安定しているのが、F9P基板上のXbeeコネクタに直挿ししたESP8266基板です。M5Stack,M5StickCやM5AtomでNTRIPレシーバーを作った場合、F9P基板上のXbeeコネクタに挿すピンが緩んで接触不良が発生してRTKできなくなることがあります。結論から言うと、既製品である、ArduSimple社のWiFi NTRIP MASTERを買って使うのが一番安全で間違いがないです。

【RTK21】WiFi NTRIP MASTER凄く便利です<超簡単なNTRIP接続> 

【RTK22】F9P基板上にNTRIPレシーバー載せた_半日でできた<XbeeスロットへWiFi基板挿す>

 

【L-RTK】NTRIP_CASTER接続プログラム初期動作できた<ALES基準局へ接続>

 

GPSの実験で一番面倒なのは、アンテナを屋外の見晴らしの良い場所に設置することです。自宅から離さないといけないのですが、アンテナを南面の窓際に置くだけで設定をやってみました。cm級まではでませんが、±50cm程度まででたのでRTKの威力は十分確認できました。RTK無しで、室内GPSなら10mくらいになっていると思います。ということで、使い方を学習するだけなら自宅でも可能でした。
※6時間後連続測定してると10mばらつきまで悪化してしまいましたが


教科書はトラ技2019年10月号です。ubloxのF9Pの特集
F9Pの設定ユーティリティのu-centerの使い方と入力データはトラ技
の通りにやりました。トラ技販売のキットでなくても、他社販売のF9Pボードでも同じ操作でできます。
第四章:移動局の準備①初期設定と基準局との接続
(CQ出版に設置された基準局とインターネット接続しましたが
距離が250kmくらい離れてます)
第五章は、RTKLIBの解説ですが、RTK機能はF9Pに内蔵されているので
RTKLIBを使わなくてもRTKが実行できるので私は読み飛ばしました。
第6,7章は、基準局の作り方ですので次の記事で扱います。

●室内アンテナでの衛星補足と位置精度
南面窓際なので南東しか使える衛星がない

位置ばらつきは、30分くらい放置しておくと3DFloatになって、±50cmまでおさまった。

 

●以後
 窓際でもRTKの威力がでたので、基準局も窓際につくって、移動局を1m以内で即位精度はかってみます。

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