【パワーメーター2019】Raspi3B+でUSBシリアル3ポート同時受信<Processingで動作>

WIN10のProcessingで、USBシリアル3ポート同時受信ログプログラムを作ったのですが、ロードバイクに搭載するには、今まで使っていたUMPC Fujitsu FMV Biblo LOOX U/C40NのWIN XPでは、Processingが動作しません。WINXPをWIN7にアップしたのですが、富士通からサポートされてないので、ドライバがなくて、画面がぶつぶつででませんでした。折角3ポート同時受信プログラムを作ったので、何とかモバイルで使えないかと調べたら、ラズパイでProcessingがそのまま動くということで、さっそく3DP_IE用に買ってあったRaspi3B+にProcessingをインストールしてみました。CPUが1.4GHzでメモリ1GBとPCに近いスペックなので、マイコンとは比較にならない処理能力をもってます。
●ラズパイの準備は、前回の記事にあります。半日でできます。

【3DP】Raspi3でIntelligent Extruder制御したい<初Raspi>

 

●ラズパイでProcessing
こちらのブログを参考にさせていただきました。感謝です。
https://raspida.com/try-processing
linuxは使ったことはないのですが、DESKTOPがWINライクのRASBIANなら
なんとか使えました。しかし、キャラクタベースなのでターミナルの黒窓へのキー入力が頻繁なので、WINとは違います。

●RASPIでUSBシリアルデバイスを使うための設定
WINと同じ使い勝手で、WINで作ったProcessingのプログラムのソースのテキストをコピーして貼り付けて、起動させますシリアルポートのエラーを言ってきます。2個あって
番号が違っているエラーとパミッションが無いエラーです。
①表示されたリストをみて番号を変えます。私のラズパイの場合は、
2番=dev/ttyACM0がCOM3
3番=dev/ttyACM1がCOM6
4番=dev/ttyACM2がCOM7
なのでプログラムの番号を2,3,4で書き換えます。

 

➁パーミッションでなく利用者として登録しておけば毎回パーミッションを変えなくてもOKとなるみたいです。
http://nuneno.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/linux-ce86.html
USBシリアルの権限がどうなっているかリストを見ます。
ls -l /dev/ttyACM*  で3個がでてきますので
dialoutグループへ自分のユーザーIDを加えます
sudo adduser dj1711572002 dialout
でパスワードを聞いてくるのでパスをいれれば登録完了です。

●いざProcessing 3ポート同時ログ動作
PCより相当反応が遅いですが、ログを開始できました。

左の白窓にカーソルをもっていってqをキーインするとプログラムは停止して、ログデータファイルがこのプログラムのおいてあるフォルダにCSVファイルが保存されてます。

●ログデータの検査

 ラズパイはPCに比べて、ずいぶん反応が遅いので、ログデータが欠落なく保存されているか心配なので、CSVをPCへ送って、EXCELでみてみました。このプログラムのせいなのかデータの順序が奇数偶数番号で順不同に保存されてました。PCでもそうですが、ラズパイのほうが激しく順不同になってました。しかし、EXCELでタイムスタンプ順のSORTするとデータ番号と時刻は正確に並びましたので、データの欠落はありませんでした。

●ラズパイをモバイルで使えるか

スマホ充電池でとりあえず動作はします。

●以後
ラズパイをロードバイクの搭載しれ操作するので、小型のタッチパネル液晶をアマゾンから購入します。
 モバイルバッテリは15000mAHのもので数時間は使えるので、大丈夫だと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です