【STA24】3Dプリント防水ケース作りその6<パジコはダメだった>

この防水剤WEBで推奨されてましたが、全然ダメでした。
やわらかく、剥げやすいので、重ね塗りしてもすぐはがれてしまう。
乾燥してもべたべたしている。
結論は、最終的に良かったコート剤は、木材用アサヒペン水性外用ニス半つや透明です。
木材用なので繊維に浸透して、バルク内の防水に効果あります。
硬いので、サラサラした乾燥面で重ね塗りしても、剥げたりしません。
速乾性がよいです。、
最終的に成功した記事をご覧ください。
=>3Dプリント造形物の防水加工は、根気と手間と時間が必要なので、暇なときしかできません。日単位で作業が進むので、1か月単位で進捗していくのが普通です。私は、6か月かけて防水処理方法開発しました。
作業内訳は、{造形終了、初期重量測定=>防水剤塗布1層目=>乾燥4-8時間=>防水剤塗布2回目=>乾燥4-8時間=>最終重量測定=>水漬け試験=>重量測定=>重量0.2g以上増えていたらNGなので、乾燥させて塗布やり直し=>最初の戻る}

 

【STA24】3Dプリント防水ケースその12<防水ケース完成_備忘録>

3DPユーザーで、水をいれる容器などを作る方々が昔から防水塗布剤を評価されていて助かりました。
※2024年1月30日更新 パジコの防水剤より良い防水剤ありました
アサヒペン 木工用 水性屋外用ニス です。パジコ防水剤より硬くて速乾性が速くて安くて良いです。
2024年1月29日現在のベスト塗布剤は、木材用アサヒペン水性外用ニス半つや透明です。
塗り方の詳細は、こちらの記事でどうぞ

【STA24】3Dプリント防水ケースその12<防水ケース完成_備忘録>

こちらのブログに感謝です。

上記ブログ様で紹介があった。、PADICOの防水剤をアマゾンで仕入れて塗ってみました。

●水漏れ実験と塗り方
一気に全部塗ってしまうと、どこから漏れているのか、分からなくなるので、底面と側面で
2回にわけて、底面は水深5mm 側面は水深25mmの2段階の実験をしました。

 

①底面だけ塗って5ミリ水深で50分漬けた。
底面は、3回塗り、前日に1回塗って、3時間おいて2回目、3時間おいて3回目
側壁は、最後に1回だけ塗った状態で、1日乾燥させて、水漬け試験に投入。

結果:水漏れ無しでOKでした。前回塗工なしのときは、漬けた瞬間にそこから水が湧き出てきたのですが、

②水深25mmで側壁まで水漬け
上記塗工条件なので、側壁は1回塗りしかしてない状態です。
 結果:すぐ水が浸入してきました。これは、底からでなく壁から浸水してきた形状です。

 
③側壁重ね塗りして翌日に水深25mm試験
 1回塗りでは全然効果ないので、2回目をべとべとに塗って3時間乾かしてから、3回目もべとべとに塗って
さらに、箱の内面にもべたばた塗りました。
結果:水漏れ無しで合格となりました。

●感想
PADICOの 防水剤は彗性なので、安全に使えますが、乾燥に時間がかかりますので、3時間おきに3回塗りして翌日24時間乾燥させてから水漬け試験して結果がわかるので、日数がかかります。
塗り方は、とにかくべたべたの厚塗りでやったほうがいいです。
外側だけでなく内面も塗ります。
1瓶100mLですが、今回は半分くらいつかいました。φ120x35の面積です。

ネジ溝まで埋まるくらいべとべとにぬりました。

●以後
2023年末までに防水ケースのめどがついたのは良かったです。
更に、アンテナ取り付け部の防水がありますが、ここは、コーキング剤を塗って固めてしまう作戦でやります。
正月は、CPU基板の無線伝送の高速化の検討で、SPI,UDP,HTTPなど、WiFi系の無線伝送の実験をおこないます。

 

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