【STA23】3Dプリンタで防水ケース作りその0<5年ぶりに造形して水漬試験>

スキー用のRTK MovingBase測定システムの実装で、どうしても、雪に触れてしまう位置にF9P基板2枚と
マイコンとセンサとアンテナを設置しないといけないことになったので、3Dプリントで、防水ケースが
作れるか、基礎テスト開始しました。2024スキーシーズン終了までに完成させる目標です。

●5年ぶりのEnder2を動作させた
2018年6月に購入したきりあまり使ってない状態で、放置されてましたが、2時間で動作できました。
当時の記事 【3dp】hictop3dp-11故障修理ついでに3dp-21購入<2台体制>

2017~1019年まで3Dプリンタで多分力センサを作っていたので、使っていたのはカーボン繊維入り
特殊なフィラメントだったのですが、Ender2ではカーボンフィラメントがプリントできなかったので、
PLA専用機として使っていたので、ダメージがほとんどなく、5年後でもすんなり当時と同様の造形ができました。
もし動作できなかったら最新機を買おうと調べてみたら、Ender2からEnder3になっていて、片持ちでなく両持ちメタルでしっかりした構造になってました。価格はあまり変わってなくて性能が上がっているので、コストダウンが進んできています。オートレベリング付Ender3 V3 SEがお得感があります

Ender2でも薄型小型ケース程度なら十分なので、現有の3DPでいきます。

●造形条件メモ
①CAD:FUSION360 非営利ユーザー用(無料ですが、制限が多々ありますが、3DP用には便利です)
②スライサー:Simplyfy3D(5年前に購入したのですが、今でもライセンス有効で最新バージョン使えます)
③フィラメント:生物なので5年前に大量に購入したフィラメントは全て廃棄です。この5年で、フィラメントの技術が進化して、安くて安定したフィラメントがたくさんでてます。アマゾンでベストセラーを購入しました。
色は、黄緑です。 PLA Plus 3D フィラメント 1.75mm、 SUNLU 3Dプリンター 

数時間プリントしただけですが、スムーズで問題なく造形できました。

④駆動条件:Simplyfy3DのENDER2のデフォルト設定にしただけですが、フィル率は100%でベタ埋めします
隙間があると水が浸入するので、ベタ埋めしました。温度は、ノズルが200℃、ベッドが60℃です。

 

●水漬け試験
1回目:はめ込み隙間にだけブチルテープを薄めにはさんだだけで30分くらい3cm深さの水につけただけです。IPXレベルは、望んでませんので、雪に濡れて水滴が浸入しなければよい仕様です。
開けてみると、水滴が数滴と壁にシミがついてました。


2回目:ブチルテープを全体に巻き付けて、漬けてみました。

水滴はありませんでしたが、壁のシミが発生しているので、3D造形樹脂の間から水が浸入してくるみたいです。

●3DPの壁の防水対策

①防水材を塗ってました。

https://note.com/ooo_ubi_ooo/n/n8748cc2d11ea

②有機溶剤で溶かす方法

https://usewill.com/dpoke/c/UW19/UW19544.html

塗装を何重にも重ねてぬればできてるみたいなので、防水に適した塗料を探してやってみます。

●フタとケーブル入口の防水
ブチルゴムシールとタカチの防水シールで実験してどういう方法がいいのか開発していきます。
できるだけ、入口は減らしたほうがいいので、オールインワン構造を狙います。

 

 

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