【STA23】RTK-MovingBase4CH分のデータ処理してグラフ化<コツ備忘録>

スキー計測の場合左右で4個のアンテナからRTKデータが1秒間に8KByteログされます。
10分の滑走で左右で3-4MB程度のバイナリーデータになります。
ここ2年間スキー滑走データをモーショングラフィック処理してきましたが、1品物のプログラムで
やっと動作させてきたので、今回のような大量のデータを迅速にグラフ化してモーション解析ツールとするためには
4M変動を含んだデータ群の処理と一括グラフのプログラムが必要となりました。これがないと、大量のデータがどうなっているのか見ることもできないので、最優先で進めています。

●データの流れ

※2023年4月1日 左右のXYグラフ描画動作 見やすくするテクニック
左右の同期に手間取りましたが、なんとか、滑りの評価ができるグラフがでてきました。
右足が谷足になる左ターンが極端に弱いのがこのグラフでもはっきり見えます。
長年のテレマークターンの癖が抜けないので、利き足の右がテレマークターンのようにズラス癖がついてます。
YOTUBEにアニメーション部分アップしました。アニメーション詳細記事はこちら

 

●RTKデータの扱い方コツ ーー思い出したら追記してきます。ーー
コツ1:RTKのログデータには、欠落、Nullが潜んでいる。
0.1%から2%程度欠落、Nullデータが含まれているので、検出して補間して
欠落部分を埋めないと先に進めませんので真っ先に検査修正工程を通します。
=>itowが1個も飛ばないように修正する。

コツ2:ubx全データをバイナリーから実数データに変換して、重要なデータ
だけピックアップしてDataGridViewに順番を決めて並べる。デバッグでは、目視確認ができる
DGVは、非常に有用です。

=>dgvのデータの読み込みを関数をつくっておく、

int ig(row,col):整数読み込み double  dg(row,col):倍精度小数点読み込み

 

コツ3:ターン抽出処理した結果は、DGVデータの最下部に追記する。
DGVに各処理の結果をメモしておいて最後にdgv一括保存しておく。

 

コツ4:左右のターンのNutralポイントが数百msecずれるので、右Baseを基準にして左データをitow同期させる。

 

コツ5:XYグラフの準備:記事はこちら
【STA23】C#動くグラフ SkiTracer rev07動画部分<プロット方法備忘録>
0:全体を回転させて始点ー終点線をX軸にする。
1:左右Base,Roverの4ポイントのxMax,xMin,yMax,yMinを求めて最大方形範囲を得る。
2:sourceBitmapのサイズ100000×5000で縮尺2cm/dotがちょうどよい。
3:右Baseのスタートポイントを基準として、右Rover、左Base,左Roverの座標決める。
4:座標がきまったらsourceに書き込む、左右Base-Rover間のスキー板、Base,Rover軌跡
5:sourceBitMapからTrimmedBitmapで切り取って表示

To be continued

 

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