Raspiロガーになって、1回の測定データが1ファイルでまとまって出力されるので、ファイル間のデータをVBAで処理する必要がなくなって手動でもすぐにグラフで解析できるようになりました。RasPIロガーで測定データ処理時間は、1-2時間短縮できたと思います。
しかし、rev081のプログラムでは、まだ不備がたくさんあって、すんなり測定開始できませんでした、不具合を備忘録しておきます。
●プログラムの不具合点
不具合点 | 対策 |
①シリアル受信で1chでも死んでると全部ログしない | CHからデータが入ってこない現象への対策をいれる |
➁USBコネクタを刺す位置が変わるとシリアル番号がかわることがある | 毎回、linuxのシリアルポートの名称と番号をチェックするのが大変なので、プログラム上で操作可能にしたい |
③ログしたファイル名と容量がプログラムで見えない | ログ毎にファイル名とデータ数を表示する |
④ログインユーザーが変わると動かない | LINUXプログラムの基本を調べてみる |
⑤電源プラグの接触不良が発生した | ケーブルが振動と動きで接触が大丈夫かテストする |
⑥teraTermにあたるアプリがないのでシリアルのチェックがでない | シリアルモニターで手軽なものを探す |
●初データ ローラ台ではだしで1分ほど踏んでRaspiロガー試運転
アダプタケケーブル接触不良で、マイクロBコネクタケーブルで電源供給
20000mAH以上あれば10H以上もちます。
①生データの位相がずれていた
シートチューブと右クランクが660msecもずれてました。
はいってくる信号が遅れてはいってくるのか不明ですが後日検証してみます。
➁上死点下死点のスタート位置をあわせたら、全部合った
③左右に波形を一体化する合わせ
④全体でSeatTube波形と左右クランクトルク波形の比較
結構合っていて類似していることが分かります。積分値の相関係数が0.99と高いのも納得です。
⑤ローラでの姿勢変化でSeatTube波形のゼロレベルのドリフトがあった
●以後
プログラムの改良をして、晴れ間をみて実走行してデータをできるだけたくさんとろうと思います。GPSとIMUも同時ログできるようにしたいです。