上死点位置をクランクとシートチューブ波形で抽出できたので左踏みでのPtoP1回転での波形を積分して、左クランクとシートチューブ左踏み波形の積分値で相関係数をとってみました。
●考え方と計算方法
単純に1回転の上死点間のデータを合計しただけです。
パワー=仕事量/時間ですが、時間は、クランクとシートチューブとも同じですので、1回転の仕事量だけ比較すればクランクトルクに対して、シートチューブの曲げ出力がどれだけ相関があるか計算できるはずです。
●相関係数
右が線形で0.95で左が指数で0.95で高い相関です
●以後
これは1回転ですが、踏んでいる期間は半分なので、半周期毎での相関のほうがさらに高くなるかもしれませんので、半周期での左右踏み相関計算してみます。
3年間精度について、定量化できてなかったのですが、
クランクトルクとの相関係数が対数近似で0.95と高い相関がでたので、シートチューブ曲げでパワー値を測定できる可能性が高いことが証明できつつあります。
9月末で完成をめざしますので、まとめ方検討します。