6分力センサをHX711 6個で使ってきましたが、応答性が遅いのとノイズに弱い点で、LT1167を6個使う手もありますが、1個400円で6個も使うより6CHの1チップICのほうが安いです。そこで、2019年では、AnalogDevicesのプロ仕様のブリッジセンサ用の6CHのAD変換ICを検討することにしました。
500Hzで6CHデータをサンプリングできますので、高剛性を狙っているMAFS2019には最適なICです。
https://www.analog.com/jp/products/ad7794.html
データシート:https://www.analog.com/media/jp/technical-documentation/data-sheets/AD7794_JP.pdf
●評価ボードを購入してみた
https://www.analog.com/jp/products/ad7794.html#product-evaluationkit
IC単体で動作させられるかどうかわからなかったので、評価ボードを購入しました
6~8千円と高いのですが、ICを1個2千円で買って実装する技がないので、実装済みの基板からSPIを引き出して使う方法でトライすることにしました。
<もしかすると、SPIを使わなくてもPCへデータが転送できればマイコンプログラム無しで6分力センサ基板丸ごと出来てしまうので、アナログデバイスに問い合わせいれてます>
基板上に6CH分のコネクタ類を設置するスペースがあるので、このEVALキットを6CH基板として使えばノイズにも強い基板になると思います。
SPI端子でてます
●以後
アナログデバイスからの回答を待って、そのものが使えれば一番楽ちんですが
多分、そのような使い方をサポートしてないので、マイコン接続を始めます。
※その後AD7794の欠点(CH切替時間が遅すぎる)がわかりましたので現在は、AD7194とAD7193を使ってます。
ですので、AD7794を購入しないようにしたほうがよいです。