塩ビパイプでFz軸力抽出へ期待してやってみたのですが、カーボンフィラメント造形パイプより温度ドリフトがおおきくて、NGとなりました。
●現在の実験結果として
①3DPカーボンフィラメント製パイプでのFz軸力2アクティブ2ダミー法
=>力の入り方が不均一で曲げモーメントキャンセルできてない
=>ダミーのドリフトも不安定
②塩ビパイプでのFz軸力2アクティブ2ダミー法
=>温度ドリフト大でNG
=>曲げモーメントも十分とりきれていない
=>パイプの入力部、固定部の接合方法で応力分布変わる。
ということで、諸条件全部実験しているとひずみゲージが足りなくなってしまうのでシミュレーションしてみました。
●シミュレーション条件
パイプ形状が悪いのか?=>バルクにして丸棒で比較
拘束条件が悪いのか?=>4つ穴と底面拘束で比較
結論:丸棒にすれば、拘束が4つ穴でも底面拘束でも軸力はモーメントキャンセルOK
パイプでは、曲げキャンセルが効かないという結論なので、バルクで3DPでトライします。バルクになると応力が小さくなるので細いバルクになるので、その辺を形状でカバーしていかないといけません。
●以後
3DPでバルク同様の変形してモーメントがきれいにキャンセルできる構造と拘束方法を検討します。Fzができれば、70%は完成ですので手間をかけます。