●BENDブリッジ
ゲージ配置と線の色を確認してブリッジを配線します。
曲げモーメントを測定しますので、R1とR3、R2とR4を対向させて
曲げひずみが発生したときに曲げひずみeが
R1=R3=e
R2=R4=-e
になるのを利用して (r1+r3)-(r2+r4)=4eとなるブリッジを組みます。
他の分力軸力、せん断力はr1=r3=r2=r4なのでゼロで相殺されます。
トルクブリッジもBENDブリッジと同じ原理ですが、側面に貼って踏力で発生する曲げモーメントをトルクとして測定します。
●LT1167のゲイン調整方法
今回は省スペースのために、LT1167のゲイン半固定をなくして固定抵抗にしました。ソケットに刺せるようにしてあるので明日通電しながら調整します。
●以後
クランクの加重とひずみブリッジ出力のキャリブレーションの方法を昨年より精度を向上させたいと検討中です。
1案:6分力計の校正台を使っておもりで負荷する
=>加重が小さすぎる
2案:負荷プローブを秋月のロードセルとIMUで作って手で負荷しながら、動的データでキャリブレーションをする
=>初めてのトライですが、実車に搭載したときにキャリブレーションに威力を発揮しそうなので試作してみうと思います。
秋月のS字ロードセルは昨年調達してあります。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12036/