中華ゲージを12枚はりました。失敗で2枚つぶしました。
20%くらいはロスしてしまいますので、多めの在庫が必要です。
取りはずし易い左クランクでクランクの踏力ベクトルのセンシングの実験をしてみます。
原理:8月23日のブログにある図です。
①軸方向ねじりMzハの字ブリッジ
ハの字の対向が逆ハの字に組んだブリッジです。
軸方向のねじりですので、クランクの長手方向の位置は
どこでも同じねじりモーメントが得られるはずです。
②踏力を受けて最も大きな曲げモーメントMyのブリッジ
両側面へペアのゲージを貼って曲げモーメントのみ抽出します。これは、BBアクスルに近いほど大きなモーメントが得られます。
③クランクの裏表奥方向曲げモーメントMx
これを測定することで、ペダル踏力の重心位置Lyを求めます。
Lyが判れば、Mx,My,Mzと計算してクランク軸力Fzが求められますので、軸方向力Fzと接線方向力Fxの合力が踏力ベクトルとなります。パイオニアのパワーメーター同様のデータになるはずです。
●以後
配線して、1ブリッジずつキャリブレーションしてみます。
3ブリッジ同時測定して、ペダル踏み位置Lyが測定できているか
実験してみます。試行錯誤でやりますので、来週いっぱいかかるかもしれません。マイコンもちょくちょくやって行きますが、
確実に動作させられるマイコンから投入していきます。