【STA24】スキー場実測その6<10msec分解能補間処理必要>

3月19日で6回目の測定完了しました。6回目は、左右モードで、INSTA360で滑走シーンも撮影しました。
スキー場実測が一段落したので、やることと課題をまとめて考えてみました。
Pythonを学習しながら進めていくので、夏まで時間がかかると思います。
今年こそはシステムの水濡れ対策ができているので、夏から秋のサマースキーでの実測をしようと思います。

●課題
A:スキーターンの基本原理が分ってない点でターンの評価パラメータが判らない。
B:デバイス毎にサンプリング周期が違うので、同期が大変MovingBase120msec,RTK100msec,BNO10msec
C:デバイス毎で、ログの開始時間がズレるので、開始時間の先頭合わせが手間
D:測定モードが右のみと左右モードと2種類のデータ混在
E:上記のデータの種類を処理するプログラムが無数にあって、複雑で扱いにくい

●課題対応案
A1:スキーの上手な人の模範滑走データを測定する
B1:データを細切れにして、ぴったり合う補間式を作って10msec刻みの分解能で補間データを作製
Pythonには、様々な補間ライブラリーがあるので、学習しながら進めます。
https://qiita.com/maskot1977/items/913ef108ff1e2ba5b63f
C1:Pythonで処理
D1:Pythonで処理
E1:最終的にバイナリ処理からPythonで全部やる(Pythonコードが長くなるので慣れてからにする)

●現在のデータ処理作業
①ログデータのバイナリからcsv変換
②csvファイル群からPython  DataFrameを生成
③DataFrameからグラフを切取り

●データの種類

SkiOn MovingBse
システム
Boots On RTK
システム
バイナリーファイル MBのubxファイル
BNOのbinファイル
RTKとBNOの混在binファイル
csvファイル ubx変換csvファイル

BNO変換csvファイル

ubx変換csvファイル

BNO変換csvファイル

DataFrameファイル BaseRoverBNO
統合した
BRBNファイル
BTUBXファイル
全合体 MovingBaseシステムとRTKシステムで合体させる必要があるが
120msec周期と100msec周期で同期できない点が課題

●3月末までの処理プログラム群

SkiOn MovingBse
システム
Boots On RTK
システム
システムPgm Teensy4.1
STA24_All_InMB_bnoSD_rev05_bnitowBug240309.ino
ESP32e
WifiUDP_ESP32e_ATERM_BNOK_RELPOK_rev09.ino
モニターPgm STA24_Console_MB_SerialMon_rev00.cs STA24_Console_BinDataToCSV_rev00.cs
bin csv変換Pgm STA24_Console_UBX_MB_frev03.cs STA24_Console_BinDataToCSV_rev00.cs
PythonDF作成
グラフ閲覧
py_CSVread_PandasDF04_VectorRLAllGraph05 BootsOnシステム用は未だ未着手
周期の違いの処理待ち

●以後
Pythonで、データ閲覧プログラムを完成させてから、補間処理用プログラムを作ります。
4月いっぱいで、補間処理を完了させたいと思います。

※120msecと100msec周期の2通りにした理由
MovingBaseは、一時的にBNO精度確認用で使い、BootsOnがSTA24のメインシステムで
扱い易い100msecに統一するために採用してあります。
いずれにせよ、BNOの補間処理がテーマの技術課題なので、RTKの軌跡と角度データを
10msecまで補間分解してみないとBNOと比較できないので10msec補間が必須です。
そうすれば120msecと100msecも同時にできてしまうので、補間を優先し行うということになります。

 

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