【PMD2018】CrankBendクロストーク現象比較<鉛直だけNG>

東京から帰ってきました。秋葉原には寄れませんでしたので、通販で部品買います。

クランクの2分力でトルク用ブリッジはきれいに出ていて、左右に曲げるBEDN用ブリッジのクロストークがある件、もう少し現象を比較してみました。

●鉛直から前45°方向まで力を加えた場合のひずみ出力と分力の変換係数比較
分力計として使えるためには、係数がどんな力の大きさと角度方向にふっても
一定値でなければなりませんので縦軸に係数、横軸に与えている分力をプロットして
角度と踏み位置(70mmと20mm)の2水準でみました。
①踏み位置70mm

鉛直では水平分力係数が大きく乱れますが、10度前にひくと線形になってます。
しかし、角度が30度、45度になると係数が上昇していきますので、
分力センサとしてBENDブリッジは使えないことがわかります。

②踏み位置20mm(実際はこの位置で踏めないですが、ねじりモーメントを減らした場合をみるために20㎜にしました)

20㎜でも70㎜と同傾向にありました。

 

●以後
鉛直だけ何故こんなに暴れるのかは、各パラメータをチェックしていきます。

1ブリッジはそのあとから使っていきます。

この測定時間が1時間程度できましたので錘を吊って校正するよりけた違いに現象を把握するのに有効な測定手段だと思います。i-Tensionを6分力計でも使えるように精度を上げていこうかと思います。

 

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