左右チェーンステイをあたかも1本の梁のように4ゲージのブリッジを組んでみました。目的は、重心移動によるフレームの傾きのキャンセルです。本日は、時間がなく、ローラ台上で踏んだので波形が実走行と違ってきてしまうので、実走行で再測定します。
ローラ台乗車での波形を試しに測定してみました。
●ブリッジ組合わせ
左右 | Vs+ | IN+ | Gnd | In- |
A結線 | 4-1 | 1-2 | 2-3 | 3-4 |
B結線 | 4-1 | 1-3 | 3-2 | 2-4 |
C結線 | 2-1 | 1-3 | 3-4 | 4-2 |
D結線 | 2-1 | 1-4 | 4-3 | 3-2 |
●測定波形
①A結線(ローラ台)
ピンクのチェーンステイブリッジのゲインはシートチューブの倍くらいでていますが、右踏み波形が崩れてしまっています。
ローラ台影響があるかもしれないので、実走行で再測定してみます。
②B結線(ローラ台)
A結線からゲインが小さくなっただけで右踏みが崩れてます。
③C結線(ローラ台)
これは、全てキャンセルしてしまって、反応無しになってしまいました。
④D結線(ローラ台)
これはゲインが大きいですが、やはり右踏みの波形が崩れてます。
●以後
実走行で再度測定してみます。
右踏み波形が崩れていたらチェーンステイ左右の1ブリッジ回路は駄目だろうと思います。
いまのところチェーンステイでは一番いい波形は、右の曲げ測定ブリッジですが、振動を拾う点をどうするかが課題となります。左右で重心移動の揺動をキャンセルしようとしましたが、
他のキャンセル方法を考えないといけないようです。