MFT2018出展までの6分力計開発情報を表にまとめました。
※2020年10月追記(2年たって、6分力センサ作りのノウハウと技術力が向上してきてます)
2019年からアルミ丸棒1本だけで5分力センサを開発して精度的には2018よりは改善されたものになりつつあります。2019年はアルミ丸棒は軸力Fzだけはゲインが小さすぎて無理でした。
2020年から、既製品の中華ロードセルを載せて6分力センサに仕上げてあります。これを使って、簡便な校正システムSmartCalibrationProbeと自動校正・干渉補正システムを開発して自作の多分力センサを簡単に校正して幅広い用途で使えるようにするシステムを開発してます。
カテゴリー SCP で開発しております。
※2020年11月28日記:ついにSCP(スマート校正システム)の基本動作確認できました。6分力センサの校正と干渉補正が数分で完了してしまうという魔法の校正システムです。荷重は指先で触れるだけでできてしまいます。これはノウハウの塊です。
6分力センサは、モノを作るには1-2週間で作れますが、精度の良い校正システムがないと何年かけてもできません。私は精度を上げるのに3年かかってますが、このSCPの完成で、短期間で6分力センサが開発できるようになると思います。校正方法の優劣で自作センサでも3%以下まで精度向上できます。作りっ放しだと自作センサだと10%-20%しか精度出てませんので校正測定と干渉補正で高精度化することが必須です。
今回SCPで過去最高の精度が出そうです。目標は1%ですが高価な製品レベルなので高い目標です。
===========MFT2019向 がお勧め==================
MFT2019全記事リンク
MFT2019では、もっと簡単に精度がでる6分力センサを開発してますので、こちらからスタートされたほうが良いです。
起歪体:Φ18x70にアルミ丸棒 横山テクノ300円
ひずみゲージ:amazonひずみゲージ24枚x50円=1200円
AD7194EVALボード:8CH AD変換ボードマクニカmouserで7000円くらい
=>HX711 6個でも可能だが、アルミ丸棒のひずみゲインが低いので低ノイズの高性能AD7194ボードのほうが楽に作れます
CPU:なんでもいいですがAD7194ボードに載せます。私はmbed NUCLEO L432KCを使ってますサンプルプログラムはここにあります。
(マイコンのプログラムの経験がある方を対象としてます)
作成練習0:初めての方は、簡単なロードセルを作ってみてください。【MFT2019】簡単自作ロードセル講座1<半日で作れる>
作成練習1:ひずみゲージを貼る練習を数十枚すること
作成練習2:ひずみゲージブリッジ原理が理解できること
作成練習3:プログラムでSPIでAD7194を接続できること
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※2018年11月再度記事アップしました
2017年MFTに出展した中華ロードセルで組み立てた6分力計ですが
現在では、過去のものとなってます。2018年からは3DPでプリントする
6分力力覚センサとして開発を進めてます。
2017年の作品にくらべ小型化、高剛性化して実用に近づいてますが、
MFT2019までに実用的な作品を開発しようとしてます。
※作り方ですが、基礎を学習しないと応用がききませんのでここを学習してください。
固定ページとして左のcategory欄に
【Table】6分力計まとめHP として表示してあるのでいつでも
クリックして閲覧できます。<リンク切れがたくさんあります。>
HTMLで私のサーバーに保存版としてアップしてあります。
WordPress記事のリンクを表にしてあります。
リンクをクリックすると新窓が開きますのでどんどん窓が
ふえます。元の表が消えないので、調べるにはこの方法が
具合いいかと存知ます。直リンクは下記です。
https://goo.gl/ntZM2x