センサ、アンテナ、防水ケース全部スキーへ取り付けました。
ケースがスキー全体を埋め尽くしてしまって、異様なスキーになりました。
私はこれだけバランスが悪い板ではまともに滑れませんので、小賀坂スキーの横田様なら上手に乗れると思います。
3月には、横田様にテストライドしてもらう予定です。
STA25を例えると、線路点検車両のドクターイエロー的なイメージのスキーです。
板の姿勢と軌跡が精密に計測できて、板のトップとテールのたわみがmm単位で測定できますので、
スキー滑走の全てのデータを監視できる計測用スキーという意味でドクターイエローというべきスキーです。
●組み立てメモ
1:スキーへ穴あけM4ネジタップ切りした箇所が6か所で、24本固定ネジ。
=>薄い部分は6mm厚さしかないのでネジ穴がソールに抜けてしまいました。後のプラスチックで
埋めないといけません。
2:3Dケースをネジ止めで合体させたので、使用ネジ本数が200本近く使ってます。
=>スキー滑走中にネジが緩みそうなので、予備ネジと工具をもってあるかないと不安です。
●構成
①テールのアンテナとテールの曲げセンサとRover基板ボックスです。スキーの後部は80%デバイスで埋まってます。
②トップのアンテナとトップの曲げセンサ
1階が曲げセンサ、2階がひずみアンプ、3階がセンターのBaseアンテナ
③後部は、1階に曲げセンサ、2階にメイン基板BOX 3階にRover基板BOXを積み重ねました。ケースが大きいのは、昨年のケースを
流用したので、大きくなりました。新規に設計すればあと半分くらいのサイズになるかもしれませんが、製作に1か月かかるので
雪が解けてしまうので、今回は、大は小を兼ねるでネジ止めで組み立てました。
⑤アンテナは、トップとセンター(ブーツ前)とテール(最後端)に設置しました。
これで、トップの迎え角(ターンの始動するときのズレ角)とカービング時のズレ角を計測できます。
●以後
あと10日くらいで、個々に電気配線して、動作チェックをして、2月後半からスキー場でテスト計測を開始します。