【RTK】ArdusimpleTeamからF9P情報とアドバイス頂いた<UBX-NAV-SATが大事>

UM98シリーズを発表されて、9月21日まで16%引きのスペシャルセールをされているので、様子をうかがいに2通メールしました。
16%値引きでUM980のRTKボードがUSD $256.45は相当安いです。https://www.ardusimple.com/product/simplertk3b-budget/

https://www.ardusimple.com/new-tripleband-rtk-receivers-unicore-um980-um981-um982/

①ZED-F9Pはどうなるのでしょうかと聞いたら
少なくとも5年以上は保管しているから大丈夫だそうです。供給責任ということで、リペア在庫してくれるそうです。=>世界一F9Pを売っているArusimple社の製品を使っていて良かったです。Ubloxは、生産中止を宣言してませんがいずれは中止になります、すでに、Ubloxの現行製品リストから外れて、旧製品リストにのってますので、

Dear customer,
We plan to keep simpleRTK2B ZED-F9P at least 5 more years in the market. Maybe longer.

Best regards,
ArduSimple Team

②UM98シリーズのお勧めのアプリケーションは歩行解析分野だと紹介したら下記回答

Dear customer,
Thank you for your message and sharing the info about your project, very interesting.

Yes UM98 series can help with the update rate, but it should be analyzed if your problems of “trajectory being too coarse” is coming from update rate, or it’s coming from poor antenna installation.

If your problems of update rate was coming from poor antenna installation then UM98 will give you same results, and what needs to be improved is the antenna installation. If this is your case we recommend this step by step guide: https://www.ardusimple.com/gps-gnss-antenna-installation-guide/

Best regards,
ArduSimple Team

DEEPL翻訳ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

親愛なるお客様
メッセージとプロジェクトに関する情報をありがとうございます。

確かにUM98シリーズは更新レートを改善することができますが、「軌道が粗すぎる」という問題が更新レートに起因するものなのか、アンテナの設置不良に起因するものなのかを分析する必要があります。

もし、アンテナの設置不良が原因で更新速度に問題があるのであれば、UM98でも同じ結果が得られるでしょう。このような場合は、こちらのステップバイステップガイドをお勧めします: https://www.ardusimple.com/gps-gnss-antenna-installation-guide/

よろしくお願いします、
ArduSimpleチーム

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●普段から電波状態を衛星スペクトルでログしてなかった
今までRTKFIXモニターは、FixフラグとPDOP1.2以下、FIX時間が1分以内ならOKとしていたのですが、より現場の電波状況を詳細に管理するためにSAT情報もログする検討始めます。
=>上記メールで歩行の場合足の甲にアンテナを取り付けて歩いているので、視界が非常に悪い点でデータが不安定になってしまっているのではないかとのアドバイスをいただきました、

=>確かに、歩行の測定は、家の周りとか建物が数十m近くにあると全然受信がFIXしなかったので、松本空港周辺の公園の広い駐車場で
測定して、なんとかデータをとりました。

反省点;初めてのアンテナ位置と測定ロケーションでは、まず初めに、電波強度スペクトルを測定するモードで衛星電波強度データをログして
あとで、データ解析時にチェックすることにします。今まではPDOPで代用していたのですが、具体的な数値がないので、明確な判断が
つきにくいので、衛星電波モードを付け加えます。
歩行測定時の記録です
【L-RTK】見晴らしの良い場所でのMB精度検証<更に高精度なので歩行解析検討>

●衛星電波スペクトルの見方
https://www.ardusimple.com/gps-gnss-antenna-installation-guide/
横軸が衛星名縦軸が電波強度dBです。

OK基準:40dB以上の衛星が10個、50dB超えが数個あること
NG例:40dB以上が6個しかない 30dB以下が10個もある

●実際に家の窓際から庭先での測位の様子
①室内窓際にアンテナ
40dB以上が3個では全然ダメ 2dacc 0.1    PDOP1.4

②家のテラス壁から1.5m程度
 40dB以上6個でもfloatでダメ 2dacc 0.05   PDOP1.9

③庭先 家から4m離す
40dB以上10個でFIXした。2dacc 0.01  pdop 1.2でArdusimple社の言う通りになった。
しかし、50dB超えがないので、家から4mでもダメということになります。確かに家から4mの位置では

精度が安定しないので、使わない場所です。Ardusimple社のノウハウだと感心しました。

 

●UBX-NAV-SATをログする

F9P Interface Description を眺めます、UBX-NAV-SATが衛星電波データみたいですがUcenterView Packet とBinaryConsoleで眺めてみます  NAV-SATは364バイトと以外と大きくなかったです。

Interface Descriptionでみると 衛星数によりファイルサイズが増減します。
8バイト+N個x12 バイトずつ増えていきます。データは
gnssId,svId,cno(dBHz),elev(deg),azim(deg) と頭部分を換算すれば、40DB以上の個数カウントできます。

 

●以後
Teensy4のHardwareSerialなら、NAV-SAT300-400バイトでもログデータとして扱っても、時間遅れなど大丈夫だと思いますが、10月末までには実装して確認してみます。

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