【STA24】スキー場実測 その5<システム概仕様備忘録>

5回目となると、トラブル対策が進んできて、スムーズな測定ができました。

=>そろそろシステムとして安定計測てきて来たので、概仕様をFIXする意味でまとめてみました。

●5回目のデータの集計
今回は、右BootsOn 右MovingBaseとして、右足に集中してセンサデータを測定しました。
理由は、BNO085の誤差をみていると、基準となっているMovingBase Heading角にも誤差あるのではないかと思える節ががあって、MovingBaseを詳細に測定するために、スキーの前後とブーツセンターにアンテナがあるモードにして、3か所でスキーの姿勢を測定してHeading角とスキーの3点の位置から計算するHeading角を比較してみたいという意図があります。

午前中に右右モードではほぼ完ぺきに測定できました。
午后は、MB板を左に乗り換えて左右モードでも測定しましたが、左右で、ブーツとMBがこけてしまいました。
原因は不明ですが、あと何回か左右モードで測定してみて、N増しすればいろいろわかると思います、

●データ処理が大変になってきた
STA24からデータ処理をPythonでやることにしたので、プログラム学習しながらなので、なかなか進みませんが、ここであきらめると、データ処理の合理化ができなくなるので
Pythonにかじりついて2024年は過ごそうと思います。何しろ、膨大なデータがこれからでてくるので、Pythonでなければ厳しい場面になると思われます。

●測定システムの概要
STA24システムでは、バイナリーデータから実数データに変換してCSVファイルに落とすところまでやります。 C#で既に出来上がっている資産を使いまわします。これからは、Pythonでのデータ処理と解析に活動が移っていきます。

 ●STA24システム概仕様

BootsON RTKシステム SkiOn  MBシステム
センシング
デバイス
RTK  BNO85 MovingBase BNO085
測定周期 100 msec 10 msec 120 msec 10 msec
ログ周期 100 msec 100 msec 120 msec 10 msec
ログ方式 UDP Binaryデータ送信 UDP Binaryデータ送信  SDカードBinaryログ SDBinaryカードログ
データ仕様 UBX  NAV-VT、NAV-RELPOSNED
RTK1個分
RVCモード UBX  NAV-VT、

NAV-RELPOSNED
BaseとRover2個分

RVCモード
ログマイコン ESP32E Serial 1,2  UDP,
PocketWiFi  Aterm MR03LN(UDP SIM128k)
TEENSY4.1
BlueToothSPP用ESP32E
RTK RTK(SimpleRTK2B 1枚)
FW:HPG1.13
MovingBase(SimpleRTK2B lite+F9Hボード)
FW:HPG1.32
NTRIP ESP8266 オンボード
ポケットWiFi  Rakuten 2B(SIM200K)
ESP8266 オンボード
ポケットWiFi  Rakuten 2B
ログデバイス WIN10 タブレット

Teensy4.1 SDカード(SDIOバス)
モニターは、WIN10タブレット,スマホ


モニター方式 ログ中にエラー率表示100msec周期 BlueToothSPPでモニターデータと操作データ送受信
2024/3/15使用マイコン
プログラム
ESp32 UDP用LINK

 

TEENSY4.1用 
C#

プログラム

UDP受信ログ+UBXBNO変換 SDログファイルUBX BNO変換
サイズ 防水ケース:104x31x77
132x96x110(アンテナ含む)
374g
防水ケース:115x34x77

319g

電源 モバイルバッテリ 5V 2A 1000mAh

4時間程度

モバイルバッテリ 5V 2A 1000mAh
4時間程度
 

 

 


 

 

 

●Pythonプログラムハマった点備忘録=>別記事にします。
どんな言語でも、新しい使い方にトライするときは、試行錯誤で泥沼にはまるものですが、
 ExcelVBAからVisualBasicでC#なら、そんなに違和感がなく、いけたのですが、Pythonは相当違ってます。
PandasDataFrameは、Excelのようなシートではありません。膨大なデータを管理するための行列のかたまりです。
ですので、EXCELでできるようなことが以外でできません。行列の挿入などは相当面倒です。


  

●5回目の感想
結局うまく滑れなければ測定ならないので、私の場合は、雪と天気が良い時でしか、良いデータ計測ができません。
さらに道具の整備がきちんとしてないと滑らないので、雪のコンディションにあわせたWAX調整が大事です。

3月15日は、春の湿雪用にフッ素ワックス(NOTWAX)を塗り込んだのが正解でした。

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