スキーターンアナライザのシステム作りで、Teensyを基板に載せるのですが、一旦ソケットに挿してしまうと裏側を触ることが大変面倒なことになってしまうので、給電方式を切り替えるためにジャンパピンを設けました。
バッテリー給電とPC接続でのUSB給電で切り替えできるようにしました。
注意)電源系をいじって、下手な半田付けすると壊してしまいますので、注意です。
現に、私は、1個壊してしまいました。この改造が原因ではありませんが、外部デバイスから10V以上の
高電圧が入ってしまって、壊れたので、くれぐれも電圧管理には注意です。
●CPUを基板に取り付けた場合、給電方法を切り替えできるようにしました。
システムが頻繁に更新変更がはいるので、パッドをカットしてしまうと、毎回USBマイクロケーブルと電源ケーブルの2本を接続しないと、CPUがオンにならない状態だと、不便なので、PC接続するときは、ジャンパキャップで導通させて、USB給電にするようにしました。
●Teensyの電源給電は2種類
マイクロUSBコネクタからUSB給電とVinピンに5V電源に接続する
外部給電の2種類があります。デフォルトでは、USB給電になっていますが、
外部給電の場合は、パッドをカットしないといけません。カットしないでも適当に動作しますが、
電流が増えるとCPUの動作がおかしくなる場合があるので、必ずカットしないといけません。
●外部給電にする作業
ピンアウトカードにパッドをCUTするように説明書きがあります。
ピンアウトカードの裏側に外部電源パッドを切れと書いてあります。
https://www.pjrc.com/teensy/card11b_rev4_web.pdf
●ジャンパピンキャップの有無でUSB給電と外部給電を切り替える方法
一度CUTしてしまうとUSB給電に戻すために半田付けを毎回しないといけません。
外部電源を使う場合は、パッドをカットしろと書いてあるのですが、何故なのか理由を回路図で確認しました。
テクニカルリファレンスはこちらです。https://www.pjrc.com/store/teensy41.html#tech
●配線
パッドから線を引くと、剥がれそうで危ないので、隣にUSBの5Vの穴があるので、そこにピンを半田つけして
ピンから電源線をジャンパピンへ半田付けしました。
Vinからもジャンパピンの片側に錫メッキ線でむすびました。
ピンキャップを外した状態だと、USB電源とVinが不通なので、外部給電しないとCPUが起動しません。
ピンキャップをはめ込めば、USB給電になります。USB電源とVinがつながります。
ここで注意するのは、最大2Aくらい流れる可能性があります。CPUだけなら、100mA程度ですが、
USBHOSTを使った場合は、2Aくらい流れます。ですので、ジャンパピンの配線は、2Aでも大丈夫な太い線を使います。