【RTK22】SimpleRTK2Bliteを直付けした場合のUSBシリアル接続<PixHawkコネクタ使う>

SimpelRTK2Bliteは、ドローン用途に特化したボードなので、汎用性がありません。
特にサイズ的に、固定するためのコネクタが必要なため本体の高さ12ミリプラス Xbeeコネクタの高さが足されて
総高さ17ミリになってしまいます。

=>少しでも高さを低くしたい用途の場合、SimpleRTK2Bが10ミリ高さなので圧倒的に有利になります。

●SimpelRTK2B liteを基板直付けにして使う
 STA スキーターンアナライザ用のスキーのたわみ測定システムでは、RoverもRTK演算しないとMovingBaseのLengthがでないので
BASEにSimpleRTK2B、ROVERにSimpleRTK2Bliteを使ってみました。
その場合、ケース高さを抑えるため15ミリ以下にしたいのですが、SimpleRTK2B liteは、ピンヘッダがでているので、
コネクタを挿すと17ミリになってしまいます。
そこで、コネクタ無しで基板へ直付けして高さを15ミリ以下に抑える実装をしました。
Xbee用基板でピッチ変換をしました。Amazonで売ってます。https://tinyurl.com/2e7ryt26

●TIPS1
Xbeeピンは左右それぞれ10ピンあるのですが、使うのは、左上の3.3VとDOUT(TX)DIN(RX)だけですので
SimpleRTK2Blitenのピンヘッダの半田付けは、3本だけを4隅にするだけにして、後で取り外し易くしておきました。

●TIPS2
低くするために、ピッチ変換基板と2.54ピッチ基板との半田付けは、ピンヘッダのみでプラスチックの台座を外して高さを稼ぎました。これで、全高14ミリとXbeeコネクタを使った通常の基板より3ミリ低くなりました。

●直付けにすると、USBシリアル接続が大変面倒になる。
いざ直付けして、USBシリアルを使ってUcenterで設定変更しようとしたら以下の不具合に気づきました。
不具合=>SimpleRTK2B liteのピンからの電源入力は3.3Vしかない。
=>多くのUSBシリアル基板は、5V出力で3.3Vが無いので、3端子で3.3Vを作ら
ないといけないスペースと手間が発生
対策=>PixHawkコネクタを使って、5V入力で、USBシリアル基板と接続する。

PixHawkコネクタの使い方は、こちらのページ https://tinyurl.com/2o5sng3j

このコネクタは、JST=GHというコネクタで、電子工作関連では売ってません。
AmazonでMOECHANDOUで売ってます。https://tinyurl.com/2dtercwn

 

 

●配線

Ardusimple社のHookUPガイドに結線解説があります。
https://www.ardusimple.com/simplertk2blite-hookup-guide/#hw_overview

今回使用したUSBシリアル基板は、秋月の定番品です。5V出力で、3.3V信号です。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-09951/

●動作確認
ucenterと接続して、UART1とUART2のポート設定を確認してOKでした。

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