信州MAKERSの開発拠点を松本自宅から長野市実家に移しました。
今はやりの、古家の活用です。庭が広いのがメリットで、RTK実験にもってこいです。
更に、スキーターンアナライザ開発には、最高に良い立地で、30分でスキー場に行けます。
●基線長測定結果(基準局からの位置を0.1mm分解能で測定できます。)
基線長の基本はこちらにあります。STA22では、Uceマイコンで基線長計算させてリアルタイムで監視します。
基準局様は、長野市のNC技研様の基準局で、5kmほどの基線長です。松本では、51km離れていて、
誤差が7cmくらいだったのですが、長野市なら、相当の精度がでました。
今回は、UcenterでログしてPCのアプリでUBXをCSVにして、Excel計算しました。
①庭の中心(北に家があるので、北と南に家があるので、仰角75度以上でないと視界確保できません)
平均値 489789.32cm
3シグマ 2.96cm
②庭の東端(目でみた感じ視界がいい場所)
平均値 489330.08cm
3シグマ 1.70cm 3シグマで1.7cmは凄く良い値です。
③庭の中心と東端の中間 (北半分、南半分が視界ある)
平均値 489524.08cm
3シグマ 2.10cm 丁度、中央と東端の中間値がでました。
●庭の中心と庭の東端での視界の違いと衛星ビュー
草ぼうぼうだった庭を除草剤で枯れ草状態にしました。
この視界が、我が家で一番バランスがとれた場所で、だいたい30度仰角を確保できてると思います。
これのスカイビューは
①上の中心と下の東端を比較すると40dB以上に衛星が多いです。
②下の東端は、仰角20度以上の衛星が全方位に均等に存在している。
●以後
これから、家の庭で、測定するときは、東端を基準に測定します。
主に、ソフトのデバッグ用で使います。
急いで、マイコン用基線長解析プログラム作ります。