【RTK22】秋月のOLEDキャラクタDIPLAYを試した<直射日光下で視認性ギリギリ>

RTK22の最優先事項は、モバイルSTAモニターを完成させることです。そこで、視認性の確保についてトライしてます。
●スキー場でDIPLAYを見るシーン
シーンA:滑走直前にRTKシステムが正常動作しているかのチェックのため数値を見る。
=>RTKコントローラで見る。
シーンB:滑走中に、立ち止まって直前のターンのデータをグラフと数値で見る。
=>STAモニターでみる(スマホとM5Core2)
シーンC:滑走終了後に、1本の滑走データをSDカードから読み込んで全体を眺める
=>WIN10タブレットで見る

●RTKコントローラ用のDIPLAY
Arduino用には、中国製のOLEDがアマゾンで大量に販売されてますが、画面サイズが小さくて
とても、スキー場直射日光下で数値を確認できる代物ではありません。
そこで、太くて大きな文字を表示する有機EL Displayをさがしてみると秋月にありました。
16文字x2行と文字数が少ないのですが、太くてでかい文字がでるのでスキー場でも使えるのではと2個購入しました。※その後ボックスに収納する段階で、2個だと名刺サイズに収まらないので、1個使いとしました。
●秋月の取説だけで動作完了
 秋月の製品ページに取説のPDFがあるので、それを見ながらブレッドボード上に配線してサンプルプログラムもArduino用にあるのでコピペして、即動作OKでした。
TIPS1:プルアップ抵抗を2本SDAとSCLにつけること
TIPS2:CS(チップセレクト)をGNDにするとアドレス0x3C、3.3Vに接続すると0x3Dになるので、2個使うときは
CSを分けて配線する必要
TIPSe3:2個の配線は、SDA,SCL線を1個目からそのまま2個めに引き込むだけでいいので簡単。
■製品ページ 有機ELキャラクタディスプレイモジュール 16×2行 白色

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08277/
■取説のリンク=>分り易いです
https://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/so1602awwb-uc-wb-u_akizuki_manu.pdf
■プログラムコード GISTにおいてあります。
Teensy3.2を使ってますがAruduinoの標準コードで動きますので、Arduino汎用プログラムでライブラリも汎用の
I2C用のwire.hをつかっているだけです。
1個の動作確認用:https://gist.github.com/dj1711572002/89a05cae8dae04ea6d02c38a30272f99
2個の動作確認用:https://gist.github.com/dj1711572002/4f2da24c13e5b6a5ad8dd33acefbf089


●動作確認
①まずは、1個だけの動作確認 OK

②2個でI2C0とI2C1という名前で区別

●直射日光下の視認性 窓際でガラスごしに日光をあててみました。
よく見ると薄く光っているのですが、かろうじて文字は読めました。
LCDでは、全然見えないので、有機ELの自己発光と大きな文字表示で、ギリギリ視認性在りと判断しました。
昨年はM5Core2を監視用とデータ確認用に併用して見えにくくて随分苦労したので、RTKボックスの監視用には、一瞬で動作監視できるOLEDが正解だと思いました

●以降
RTKコントローラのプラスチック筐体に埋め込み気味に取り付ければ影ができてもっと見易くなると思います。2個に表示で、RTKの状態をチェックできるような工夫をします。ボタン類とUSBコネクタなどRTKコントローラボックス作りで結構大変ですが、同時にスマホとM5Core2でのモバイルモニター作りもしないといけんません。スマホとM5Core2は、直射日光では見えないので、専用のシェードボードを作って折り畳みを開いてみるように作ろうと思います。

 

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