【RTK21】INSTA360 ONE X2初撮り<PCフルHD化で便利になった>

RTKスキーデータ測定2回目となり、少しずつデータが取れてきてますが、RTKデータのリアルタイムグラフとスキー動画へ合成表示するのが、今シーズンの目標です。


写真は、Insta360 ONE X2でテレマークスキーターンを自撮りした360度ファイルを編集しているところです。
YOUTUBEに試し撮りとしてアップしてあります。Insta360 one X2と3万円グラフィックPCでの画質をご覧ください。動画切り取っても550MBもあってYOUTUBEアップに時間かかります。しかし、今までの私のYUTUBEはフルHDではなかったので、1920x1080 60pだと綺麗な映像になります。

 

編集するためのモノの準備と撮影で、10日間ほど費やしました。フルハイビジョンで、360度動画を編集してなおかつ、RTKデータをリアルタイムで合成したいというのは、私の実力以上のことだと実感しておりますが、
なんとかスキーができる期間中に仕上げたいと思っております。(何しろ、2CHのRTKMovingBaseBOX2個のシステムも未だ不完全なのに、動画グラフ処理プログラムを開発しながらスキー場へ行って、データ測定と動画撮影をこなすというハードな開発活動に突入してますので、ブログ記事は、頻度をさげて、対応させていただきますので、7日から10日に1回程度の更新となります。

●大画面で思わぬ便利さ
 動画編集用PCのつもりだったのですが、プログラムのグラフも大きなグラフがつくれるので、今までノートPCで窮屈なフォームに詰め込んでいたのが余裕がでてプログラム作業が楽になりました。今までの約1.5倍のサイズになりましたので、余裕をもって機能追加できます。
指定データをBOLDで表示して値をDraw.String()でリアルタイム表示する機能も追加しました。

●仕入れたモノ

 ①360度カメラ
話題のinsta360 ONE X2を仕入れました。ヨドバシに在庫があったので早速購入しました。
使い方も何もわからずに、自撮りが簡単で、きれいに映るということだけが動機です。
電池寿命は連続で80分ほどあるので、私の使い方なら大丈夫です。
何故簡単か=>360度全天球を同時に映像録画するので、カメラの姿勢関係なく周囲の映像をすべて記録できるからです。スキーで自撮り棒で1mほど離して適当にもって滑れば、全景がとれるので、編集時に好きな画角を指定して映像がハイビジョンでできあがるからきれいで上空から見たような絵が誰でも簡単にできます。

 ■インスタ360は、周辺機器のお金がかかる
 高性能のスマホ高性能なグラフィックPCが必要だと書いてあるので、言われるスペックのものを買っていたらカメラ6万、スマホ8万以上、PC10万以上とかになってしまうので、私は中古で、最低限動作するだろうというものをそろえて3万円程度ですませました。
スマホは、4年前から使っているiPhone6Sでもアプリ使えました。PCもローエンドグラフィックボードGTX660程度CPUは、Corei5 3740Mで専用編集ソフトで編集できました。
別途必要なもの1:128GBマイクロSDカード(高速なもの)
別途必要なもの2:自撮り棒、これはなんでもいいのですが、棒を見えなくするためには、細くないといけません。何故棒が消えるかの原理をこちらのページで解説がありました。感謝です。

全天球カメラの「見えない自撮り棒」のトリックを暴く!

別途必要なもの3:ソフトケースとレンズカバー、魚眼レンズなので、モノに当たる運命にあるので
純正のレンズカバーを貼り付けます。レンズカバーがあると付属のゴムカバーをはめるのが大変で、とりはずしでレンズカバーを傷つけてしまいそうなので、ソフトケースを購入しました。これはYOUTUBEで紹介がありました。

②PCとグラフィックボードとワイドDISPLAY(全部中古で3万円以内で済んだ)
私は、中古PCしか使わない主義ですが、ゲーミングPCは、中古でも5万円以上するし、私のスキー動画編集は、それほどにグラフィックパワーが必要ないので、フルハイビジョン1920x1080 60Hzで
再生して、YOUTUBEにアップするための高画質ファイルを出力できれば十分な能力に絞りました。
一般のオフィス用のコンパクトデスクトップCorei5 3470M3.2GHzで8GBメモリ480GBSSDです。
グラフィックボードは、ヤフオクで2千円で仕入れたPALIT GTX660を外付けしました。
これで、INTEL HD4000の5倍くらいの速度でるので、リアルタイムグラフも速くなりました。
PCi Expressx16延長ケーブルで大丈夫か不安があったのですが、20cm長さで同方向コネクタタイプで
無事接続できました。グラフィックボード用に外付けでPC用電源をヤフオクで5百円で仕入れて配線しました。
=>グラフィックボードってCPUより大変なICだということが初めて判りました。

●リアルタイムグラフのプログラム改良
 これが大変です。今までは、解析する機能だけに絞っていたのですが、動画に合成して見せる技術が必要です。
実は、この手の技術は、モーターレーシングの世界では昔から優れものとツールが存在していたことが調べて判りました。モーターレースでリアルタイムでGPSやマシンのセンサなどをログしたデータをアプリに渡せば
動画と同期して各種グラフを作ってくれる優れものでアプリがありました。
DASH WAREという有名なアプリです。http://www.dashware.net/how-it-works/
これは、いいかと思って、既成のメーター類を見てみたのですが、スキーの両足の角度がころころ変わる
様子を表示できるメーターはありませんでした。これは自作する以外ないと覚悟を決めました。
動画編集ソフトで、無料でもAviUtlという高機能なものがあるので、リアルタイムグラフプログラムが出来上がったところで、合成作業をやっていきます。
お世話になっている松本のBIZSTTION様のブログ記事でDAS WAREの使い方記事がありました。

●プログラムの進捗状況
①グラフ内で文字をリアルタイムに表示する
フォームのコンポ類では、リアルタイムに文字を表示するのは処理速度上無理があるのですが、
グラフィックとして文字を表示する方法がありました。
g.Draw.String()一発でできます。
   https://dobon.net/vb/dotnet/graphics/drawstring.html
②これに、描画したグラフデータをスクロールバーで指定位置のデータを読んで解析する機能を追加しました。
指定したデータがBOLDで太く見えるので見やすいです。

②リアルタイムでスクリーン録画する方法
画面をページ切り替えで動かす方法を調査中です、ダメなら、文字とスキーの角度類だけのメーターを
動画に合成しようと思ってます。

●以後
走りながら考えていきます。

 

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