スマートキャリブレーションプローブ(SCP)を作るためにSC301Aのクロストーク特性を測定してみました。手で校正荷重をかけるため万一モーメントをかけてしまった場合、Z軸荷重ガ化けるかを知っておく必要があります。
●実験結果
①X方向9cmずらして荷重した場合
中心位置と9cmずらして同じ荷重をした場合でも0.2%程度しか狂ってないので、普通のロードセル並みの性能だと思います。
②Y方向9cmずらして荷重した場合
4%ほど誤差がでてしまってますので、これは、見逃せません。
干渉補正するか、プローブ端子の構造で、モーメントが発生しない
対策をとらないと使えないレベルです。
●以後
秋月SC301Aは、Y方向のモーメント(本体の面外)に弱いことがわかりました。ねじりに弱い点がわかりました、普通の中華ロードセルでも
4%もでないと思うのですが、SC301Aだけ悪い感じがします。
ゲージ配置が、ねじりキャンセルになってないのではないでしょうか。