【PM2020】MyE-Trainingで35分走ってパワー解析した<PowerTapとクランクの関係>

梅雨気味なので、ローラ台で練習してます。パワー解析システムの評価を兼ねて35分間11kmMy-Etrainingで走ってみました。

●Elite My-Etrainingで練習
2年前までZWIFTを使っていたのですが、競いあって走るのが嫌なので
マイペースで走れるMy E-trainingにしました。
実映像に慣れてくるとZWIFTの漫画のような絵に違和感を覚えます。
実画像だと、欧州旅行した気分になれて、なかなかいいです。
今回は、最もよく使っている”DonBoscoTour”というチームで走っている
映像で11km35分はしって、パワー解析システムでも同時にデータ収集しました。


このコースはイタリアサルディーニャ島の観光地です。

ゴールが、フェリー乗り場になってます。景色がすごくきれいな観光地です。GolfoAranci
https://www.sardegnaturismo.it/en/places/north-east/golfo-aranci

●パワー解析システム30分間無事測定できた
30分間連続で測定するのは初めてですが、無事測定できました。
右クランクのバッテリーをLiPo電池直結にしてあるので、数時間持ちそうです。

●パワー解析グラフに展開してみる
30分で20万行以上のデータ数になりました。生データCSVで7.6MBですが、
パワー処理した後は、17MBのCSVになります。35分8msec周期のデータを処理するのに5分くらいかかりました。
このファイルをEXCELでは、重くて動かないので、CPLTで読み込みます。
`PowerTapの値は、1秒遅れを修正して125個の移動平均
クランクのパワー値も125個の移動平均で馴らしてあります。
■パワー値の比較
当初10%くらいクランクパワーが大きいと思っていたのですが、
どうもTPOによって、大小関係は変化する現象が見つかりました。
スタートしてだらだら平坦路を走っているとパワータップ値より
20Wくらいクランクパワーが大きかったのですが、だんだん速度をあげて上り坂などがあるところからパワー値が一致するようになりました。
そして、下り坂のみになった時に、パワータップ値のほうが、クランクパワーより15Wくらい大きくなりました。
=>これは不思議な関係です。クランクのパワーとパワータップは、チェーン駆動機構をはさむので、効率がおちるので、常にクランクパワーがパワータップ値より大きくなるはずですが、時に一致したり逆転したりしてます。
これは、別のパラメータがきいているようなきがします。
例えばチェーンの効率がギア位置によってかわるとか、その辺が怪しいです。次回からギア比が計算できるように速度データもいれてギア位置がパワー値に関係するか調べてみます。



 

●以後
  スピードも加えて、ローラ台走行でのパワー解析を進めていきます。測定N増しで、いろいろな現象がでてくることで、知見が増えるので楽しみです。

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