押出力と押出長さ、速度は、計測できるようになったのですが、実際、吐出を観察すると押出力がゼロになっても未だ、吐出 が続いている状態があって、吐出量も測定しないとインテリジェントエクストルーダが成立しないことが判りました。
●吐出 重量の測定
①格安中華天秤をばらして、小容量ロードセルでためしてみた。
●結果
①小容量LC校正
1円玉は、1g±0.02g程度の精度なので、おもりとしてつかいました。
直線性はでてますが10gで32mVしかゲインがでないので、
0.1gでは、0.32mVしかでないので、厳しいです。
➁PLAフィラメントの長さと重量
比重と線径から計算しました。10cmで0.32gなので
1mVが出力されるはずなので、10cmで1mVとなります。
●実測
押出長さと吐出重量の相関がまったくでてない、押出が終了してもだらだらと吐出 が続いている点が
ポイントとなるが、吐出量を精度よくセンシングできることが重要である。
●以後
中華天秤をばらして小容量LCでは、ゲインが0.3g程度で分解能が粗くて、吐出 量センシングでは
ゲインが不足することが判ったので、自作ロードセルで小容量高分解能を作るか熱容量方式で、吐出 をモニターできるかトライしてみる。