25日の12時半から加藤厚生労働大臣の記者会見が55分あったのですが、最後の10分45分~55分で専門家委員会の副座長の尾身茂先生の判り易い解説がありました。
●WIKI尾身茂
立派な業績をおもちで日本を代表する感染症学者様と理解しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E8%BA%AB%E8%8C%82
※気づいた点(2020年2月28日23時)
テレビニュースをみていると、28日になって政府・行政のコメントで「クラスター」という単語が増えてきました。25日昼過ぎにあれだけ、尾身先生が身を振って教えてくれたのに、理解したのは、政府、行政、報道陣でも少なかったのかと感じました(誤解だったらすみません)北海道知事は、クラスタ対策班の3人から説明を聞いて理解して緊急事態宣言をだしたのだと思いますが、私は、25日の尾身先生の放送が終わった瞬間に、家業を休業して、親戚関係に行動を止めるように連絡しました。世の中、自分たちが死んでしまうという意味のことを放送されてもわからないで、SNSで分かりにくいとか言って文句言っている人たちがいるんだ驚きました。本ブログの読者は、そんなことはないと思ってますが、皆さん周囲の方を啓もうして身の安全を守れるようにしないと日本国全体が危ないです。
=>言いたいのは近づいただけで感染させてしまうゾンビのような強力な感染力をもった人達が日本国内にうろうろして出張、接客、営業をしているという点です。
●解説動画
YOUTUBEで55分あるのですが、45分から10分間見てください。
尾身先生の解説の要旨
①「クラスター」という用語がでてきた経緯
シンガポール等海外の感染例を検証した結果
5人の感染者がいれば、均等に5人から感染が拡がるのがインフルエンザなどの普通に感染症だが、4人の人を疫学調査しても感染が拡がっていない事実があって、残りの1人だけが、強烈な感染力をもっていることが判った。
何故その人だけかは可能性は2つある
仮定1:何種類かのウィルスがあって、感染力の強弱を決める。
=>5人に一人というふうにならないではないか
仮定2:ウィルスは1種類で、人の体質によって、感染力の強弱ができる
=>これなら、5人に一人とかウィルスとの相性のある体質の人がいるとすれば納得できる
➁1人の強力感染者のモデル
尾身先生の昔の経験で、肝炎ウィルスは空気感染しないとされていたが
実験室で事故があって、大量に肝炎ウィルスを空気中にばらまいてしまった場合は、空気感染してしまうという事実があります。
つまり、強力感染者は、猛烈な濃度のウィルスを吐き出していて
空気感染に近い状況を身の周囲の環境に作ってしまっているので
マスクなど関係なく感染させてしまう。暴露量が多いと感染力が強い。
③専門家委員会のアクション
自治体の要望がなくても、クラスタを起こさないような調査体制を組んで
地方にでかけて、強力感染者を探して、隔離するようにしていく。
●信州MAKERSとしての提案
強力感染者を見つけ出して、隔離しないと感染拡大は防げません。
そこで、通常より濃厚なウィルスを吐いている点に着目して
ミストセンサで、検出できるのではないかと考えてます。
早速このメーカー様に連絡をとっています。
オイル非ミストを赤外線散乱測定してセンシングする装置を
開発されているメーカーです。明陽電機(株)様
https://shinkachi-portal.smrj.go.jp/webmagazine/6n5gk/
●感想
もっと早く気付けるはずなのに、厚労省と感染研究所がぬかった感があります。座長でなく、副座長の尾身先生がメインで解説していることをみると
感染研は、今回の解析と事実の発見に関与してなかったとみてます。
お役所と忖度学者では、物事の新たな現象を素直に見る目が鈍っていて
大事な真実を見失ってしまうリスクは、日本の産業界でも多く見られてます。このような失態が日本の国力を落としていることを悟らない日本は凋落する一方です。