【L-RTK】MovingBaseモード:RoverとBase軌跡初めてみた<MBデータ初解析>

MovingBaseモード出力ファイルのPVTとRELPOSNEDをEXCEL数値データに変換できたので
VBAグラフTOOLにコピペして軌跡動画にしてみました。

 

●準備
Movingbase用にF9P2個を配線します。
やり方は、以前の記事にあります。

これをタッパーのケースにいれて屋外の実験キットを作りました。
PCをもって片手で棒を振り回します。
アンテナ間隔は82cmですので、これが一定値になっていないとMBモードが動いてないということになります。

●家の周囲を棒を振り回しながら歩いたデータ解析
①途中からMBが切れてしまった。現象発生
MBモードは、Length=82cmの一定値がでる原理なので、Lenth値をみていれば正常かどうかわかります。今回、歩きながら振り回した動作で
MBモードが途切れました。この原因が不明です。

 

➁正常なデータの中にもゼロで抜けているが発生している
通常RTKでは、ゼロ抜けデータはほとんどでないのですが
MBモードでは頻繁にみられます。200msecサンプリングで
計算速度に無理がかかっているので 抜けてしまう確率が高いのかもしれません。
③データのグラフ化
パラメータは、
Roverの緯度経度、MBを原点とした相対座標NED、
アンテナ間距離lLength ,方向角Headingです。
グラフ1:正常なデータ範囲1-694番までプロット
N-Eのデータは半径82cmの円になりますが
±5cm程度ばらつきがみられます。±6%(=5/82)
=>通常のRTKで2点で測位した場合だと
両者の距離は、時間ばらつきもはいるので、
距離40cm±30cm  ±75%と使い物にならなかったのですが
MBの効果は絶大です。

 

グラフ2:RELPOSNED時系列グラフ

動画用グラフ:スキーターンモニター用に作ったVBAにMBデータをコピペして動画とりました。



 

 

 

 

カテゴリー: RTK

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