正月明け、スキー場空いているところをねらって、長野県小谷村コルチナスキー場にいって、スキーターンの測位実験を初めてやってみました。測定できるか不安だったのですが、結構きれいにターンが測定できて
これからのSKI-Turn-Analyzerの開発へ勢いがつきました。
●結果概要
結果1:200msecサンプリングでも、通常のスキーヤーの速度ならば
ターン弧の形状が解析可能(40km/h程度)
結果2:スキー理論通りで、きれいな円弧を描いているターンは良いターンで円弧がゆがんでいるターンは悪いターンであることが見える
結果3:一方のF9Pのconfigがちがってしまっていて、片足が1000msecサンプリングになってしまった、一方の片足の200msecでしかターンが見えなかった。
=>測定時にワンタッチでF9Pのconfigチェックするプログラムが必要
=>両足でのデータ処理プログラムがあればより詳細な姿勢が分かる
●準備
歩行測定と同様にアンテナをマジックテープで固定してアンテナ線はズボンの中を通して、上体に持ち上げて肩からだして背中のザックにあるF9P2個に接続して、ノートPCとUSBHUBを通して2CH測位します。
2個のucenterを立ち上げてLOG状態にしてザックを背負って、スキー場まで歩きます。今回は、駐車場所から70mにリフトがあるコルチナ蕨平駐車場に停駐車して、測定作業の便利を図りました。
スキー板をはいてもアンテナと線は邪魔にはなりませんでした。ザックも抵抗がなくノートPC(ThinkpadX230)でも十分モバイル測定できることがわかりました。
いざリフトに乗って、測位データが楽しみです。
●動画
●ターンの良しあしが見えた気がする
まだ、解析方法の検討を初める段階ですが、感触として、ターン弧の形状を解析することでターンの良しあしが分かる感じがします。以後、ターンのビデオ記録と測位データを同時に解析しながら
開発を進めていきたいです。
スキーの論文でターン弧が深く速いのが良いターンだということでしたが
まさにきれいな円弧がでていますので、あとは速度計算して、さらに良し悪しがみえてくると思います。
このターン失敗は覚えてます。ちょっとひっかけてしまって破綻したターンでした。
●以後
ucenterで、測位と同時に動画も撮影記録できる機能があるので、それを使ってみてスキーターン実験を重ねていきます。