左右クランクの位相とSeatTube上死点センサの位相ずれの対策かれこれ1カ月以上継続中ですが、
Xbeeをクランクにとりつけて115200bpsで6msec周期でデータを転送していると必ずデータ落ちが
発生します。タイムスタンプがついているので、後でエラー処理して時間軸でプロットすればよいのですがCPLTでは、データ数が横軸でグラフをプロットするのでデータ落ちがあるデータではCH間で同期がとれないので間違った波形をプロット表示してしまうことが問題となったので、EXCEL VBAでグラフ作成プログラムを作ることになった次第です。一応できたので、CPLTとVBAのグラフのデータ落ちでの問題点を下記に示します。
①VBAでエラー修正結果
ほんの数個でも位相ずれは累積されてしまうので、本来ならゼロ個でないと精度のよい計測はできない、問題は、USBシリアル有線接続でも3個エラーがでている点で、計測としては、エラーが絶対に出ない条件でやるべきではないかと思うので、USBシリアルのFLOW無し115200bpsが不安定でなのかもしれません。XBEEも対策はやってきたのですが、まだ、発生している点をみるとやはり115200bpsは、Xbee規格では無理があるのかもしれません。
➁同じデータをCPLTで横軸データ順でプロットしたグラフとVBAで横軸時間で散布図としてプロットしたグラフの比較です。
右クランクでデータが中央部で大きく欠落しているエラーがあります。
これを、CPLTでみると
タイムスタンプで段差がある位置で欠落しているのですが、トルク波形がちょっとおかしくなっているだけです。CPLTだと、位相の同期が全然とれてないことが分かります。CPLTのデータは必ずタイムスタンプをつけて欠落をチェックしないと嘘ぐグラになることの事例でした。
●以後
まだまだ不安定領域に居るみたいなので、根本的に高速転送のどこが不安定なのか、検証してみます。パワーメーターの検証活動は、来年も引き続きしていきますので、最初は、基本的な計測条件はしつこくやっていったほうがいいと思います。
VBAのグラフがCPLTのグラフよりやぼったい点を直していきたいと思います。