【パワーメーター2019】波形処理Pgmも改良<4Mに弱い>

左右クランクの改良基板と上死点センサの変更によって、測定データの波形が違ってきたので
今までのVBA波形処理プログラムが走らなくなってしまいました。汎用性のないアルゴリズムで
組んであるので、ちょっとした変動で、ピークサーチと周期位相合わせができなくなるという課題です。プログラムは、3の関数で作って処理します。
何しろ、ちょっと測定してもEXCELで数万行のデータを処理するので、グラフにするにも、VBAのデバッグにも時間がうんとかかます。マイコンで処理するアルゴリズムさえ開発すれば、このような膨大なデータを測定しないですむのですが、SeatTube型の品質が安定するまでは6msecサンプリングデータを精度良く測定して解析していく地道な作業が続きます。

①SeatTubeの波形処理関数
センサをAMRセンサQMC5883Lから9軸IMULSM9DS1のMagに変更したことで
データが増えてしまったので、転送速度を6msecに維持するのが大変のなってきてます。
 測定データCH数がコロコロ変わるので、解析CHの指定をつけました。

●SeatTubeのピークサーチ関数の結果
LSM9DS1になってゼロベースがフラットな波形でなくなったため
ピーク検出レベルを上げて、検出するようにしました。

●クランクIMUの上死点エッジでのチャタリング修正
ATAN2計算で、ノイズで0度と360度がころころ変わるので、チャタリング波形になってしまうので、VBAで修正しました。1ドットだけ飛んだデータが出た場合は、前後のデータの平均値で置換するアルゴリズムです。

 

●以後
処理プログラムを作ってから、ローラ台データを何回かとって安定して測定ができるようになってから実走行にはいります。

 

 

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