RasPi3B+いじりだしてますWIFI接続でWIN10ノートとリモート接続しているのでマイコンのプログラミング環境より相当便利です。電源を差し込んでおくだけで、DISPLAYもキーボードもマウスもいりませんので、WIFIでリモートで自由にいじれます。
●プログラミング言語の検討
RASPIは、Pythonが推奨されているので
WEB学習でちょっといじってみました。
C++学習した人にとっては、超簡単で、私には、ぴったり合っていると感じました。これで、今までマイコンプログラミングで苦労した点がすべて解決されれば最高なのですが、そんなに甘くはありませんでした。
PYHTONの長所短所で指摘がありました。
https://qiita.com/KatsunoriNakamura/items/dd567ea7cfaa99685453
●Pythonは、Cより25倍遅い!!
こちらの資料で計算速度が超遅い結果があってPYTHONいじる気なくなりました。
http://www.k-techlabo.org/www_python/lab_rep_speed1.pdf
GPIOのタイミングも500Hzで読み違えているらしい
http://ecoday.jp/1015/raspberry-pi-2%E3%81%AEgpio%E3%81%A7%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%92%E5%8F%96%E5%BE%97%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82/
●信州MAKERSの用途ではRASPI PYTHONは使えない
時間軸がすごく遅いIOT用途しか使えません。
信州MAKERSでは、力とか加速度とか物理量をセンシングしますので、PYTHONは無理だと判断しました。
①RASPIを効率利用するには、PYTHONは必須だと思います。マイコンとRASPIを組み合わせることで、互いの長所を引き出すような使い方でできればベストだと思います。
➁別手段として、マイコン替わりにRASPIでC++でどこまでできるか検討してみます。
CYTHONという上位言語で高速化とCとのリンクをするということができるみたいですが、ラズパイでC++が使いにくかった場合に検討してみます。
●本当に欲しいCPU
マイコンの使い勝手で、PC並みの処理速度とメモリーをもっていれば一番いいと思ってます。
マイコンで組込みプログラム組んでいると、割り込みタイミングとか、タイミング系で苦労するのですが、
クロックが数十~百数十MHz程度のCPUを使っているからであって、PCのCPUのようにGHz単位の高速CPUで割り込み処理すれば、タイミングの遅延など誤差のうちになるので、組み込みプログラムでタイミングを気にしないで、作れると考えてます。更に、メモリーも数GBあれば、データの配列を数百万個作ってしまえば、通信したり、ログする必要ないので、簡単です。更に、データ通信もWIFI、USB3.0の超高速転送できれば、計測用組み込みソフト開発は、非常に簡単にできるようになると考えてます。PCでIOT開発用のOSでMSがWINDOWSIOTというOSを出しているので、そのへんで、IOT用途に特化してくれればそのほうが理想に近ければいいな思ってます。
※2020年12月追記
本記事2019年9月でしたがその後1年経過して、ラズパイはほとんど使わないで、センサシステム開発してます。
マイコンからセンサデータをPCに送って処理するのですが、マイコンはM5系のM5StickCと超小型のM5Atom liteに絞って、無線送信方式はESP-NOWでマイコン間通信とBlueToothでPCとの通信をすることで落ち着いてます。
過去4年間は、mbed,arduinoでマイコン基盤を組んで、無線IFも組んでいたのですが、基板制作作業面倒で素人配線で課題が多く、素人配線を極力減らせるマイコンとしてAll In Oneで小型のM5シリーズを使うようになりました。M5シリーズはESP32ベースなのでWiFIに強く、BlueToothもついてますので、マイコンとしては超強力な機能を小型低コストで実現してます。更に、PCとの無線通信が容易なのでPCでリアルタイムのプログラムを組めばそれで計測システムが完結してしまいます。ということでラズパイ、mbed,Arduinoは、出番を失いつつあります。
VB.NETでリアルタイムデータ処理プログラムを組んでいると便利で何でもできるし、検索すれば広範囲な用途のサンプルプログラムが入手できるので、開発用のシステムとしては、MSの.NET環境は、研究開発の生産性を向上させてくれます。IOT業界もARMが曲がり角にきていて、方向性を失ってきていると思います。
何故ならIOTでセンシングして得たいコトが、多岐にわたって、高度化しているので、小さで容量の少ないマイコンで処理できる範囲が全体からみるとわずかしかないので、マイコンは小さくてそこそこ高速で、通信機能が速ければあとはPCで処理するという流れになってきていると思います。
PC、タブレット、スマホが計測用のものが出てくれば一番いいと思います。