【MFT2019】アンプはTSSOPのAD7193選定発注<5個も買ってしまった>

信州MAKERSは、多軸力覚センサを多岐にわたって開発してます。それらの駆動アンプをHX711とLT1167を使ってましたが、速度とノイズと多CH実装面積手間などで、2019年からは、アナログデバイス社製の高性能ADC(PGA付)を採用することにしました。
●AD7194がベストだが、LFCSPで無理
現在、使えるようになっているのはAD7194です。速度は1CHで400Hz近くでますが6CHでも100Hz程度でますで、力覚センシングでは使える程度の速度はあります。σΔ型ですので、より高速でサンプリングしているので100Hzを超えてもエイリアジングが発生しないので、応答性に関しては心配ないと思います。
しかし、LFCSPというAD社独自のパッケージでリフロー炉で半田付しないといけませんので実装がプロ仕様で現在の信州MAKERSの実装レベルでは不可能という大問題があります。

●TSSOPでADC7193があった
アナログデバイス社の資料は丁寧でいろいろ参考になります。
ADC71XXシリーズの解説資料がありました。
https://www.analog.com/media/en/training-seminars/tutorials/AD719x_Tutorial.pdf

AD7194,AD7193の元祖はAD7192ですが、2CHなので4CHのAD7193を選定しました。動作仕様はAD7194と同じですので、プログラムが使いまわしできるのがメリットです。
https://www.analog.com/media/en/technical-documentation/data-sheets/AD7193.pdf

AD7193は、TSSOP版とLFCSP版の2種類があったので、TSSOPに決めました。

●購入
決まったら、価格と送料のいやすいところです。
CHIP1STOPは、横浜発送で早くて送料安いのですが、LFCSPならあるのですが、TSSOPの在庫がないので米国取り寄せなので、最低単位20個で1個1160円で2万2千円もかかってしまいます。

マクニカマウザーは、国内在庫ないので、送料が2千円と高いのですが、6千円以上なら送料無料なので、マクニカマウザーへ発注しました。1381円x5個で6千円以上で送料無料ですので
4CHのADCが1個1381円 1C当たり345円なので、HX711と比較してもお得なコストになるので、性能、サイズを含めて圧倒的にお得と判断しました。(’4Ch以上のユーザー用)

https://www.mouser.jp/ProductDetail/584-AD7193BRUZ-R

●以後
TSSOPの半田付練習とピッチ変換基板など実装部品調達にうつります。

※2021年9月追記 新たな高性能2CHひずみゲージアンプ採用しました。
シリアル通信でマイコンから制御するのでSPIのように配線ノイズなどの課題がありません。
しかも送料込みの価格が安いので定番としてお勧めです。

【ひずみゲージアンプ】ADS122U04の動作その1<UARTで楽ちん動作>

 

【ひずみゲージアンプ】ADS122U04の動作その2<2CHで370Hz出る>

 

 

 

 

 

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