4月末までに、試作品を動作させて出展審査申請をしないといけないので6分力センサの応用ということでMFT2019 は、Assistive Technology分野をめざします。
●動機
MFT2018のお客様で6分力センサの応用として、噛むことで、PCのマウスポインタができないかというアイデアをいただきました。さらに、信州MAKERSのアドバイザであるDgradeDIY様のオススメもあって、手が不自由でPC操作ができない方のためになるセンサ機器を作ってみることにしました。
Assistive Techlogy
https://www.nise.go.jp/cms/resources/content/5215/seika4_1.pdf
●Bite ForceSensor 噛む力のセンサ調査
医学、バイオ研究用にあるのですが、1軸の圧縮センサとか導電ゴムの圧力分布センサですので、ちょっと検索しただけでは、6分力センサで噛む力を測定している事例は世界にないのではないかと思います。
インドのロードセルメーカーがBiteForceSensor製品化してました
http://www.hariom-loadcell.com/
Tekscan社で歯科用のBite Force Sensorで圧力分布のセンサを製品化してます
https://www.tekscan.com/products-solutions/systems/t-scan
●信州MAKERSのBiteForce センサ
6分力センサを小型化して、それを応用する方向性で開発します。
MFT2019では、金属と3DPの両方の材料で作品を作ります。
3DPでカーボンファイバで作る6分力センサは、非常に難しいため
入門者では大変なので、まずは、金属にひずみゲージを貼って、材料力学の原理とひずみゲージの基礎を学習できるようにしていきます。
3-4月は、金属製6分力センサを試作して、Bite Force Sensorに仕上げます。
■原理アイデア
上下の歯でセンサを噛みます。上と下の力をレバーで円柱型6分力センサの両端で受けることで、噛む力を6分力に分解します。分解された力のうち、噛む人が調整しやすい力をマウス操作用の力としてPCへ転送します。
これを、実際の形状で検討します。
●マウス制御は、
昨年夏MFT終了直後に、皆さんから教えていただてArduinoでやったので力の線形データがあればマウス動かせると思います。