【MAFS2019】スタートはFzユニット<2ゲージ法でトライ>

2019年の6分力計開発スタートです。2019年のテーマは一体型です。
3DPで作るので1体型で形状自由を特徴にしたいです。
Multi Axis Force Sensor(MAFS)という英語名で2019はいきます。

●Fzユニット
2018年の開発の80%は、Fzユニット方式の試行錯誤でした。
ひずみゲージで鉛直荷重を測定するのが以外と大変なことを経験しました。
3D造形だとバルクの金属とか樹脂成型品と違って積層構造のため異方性が大きく
単純な材料力学的な応力分布をしてくれない点が大変なところです。

結局2018年のFzは、ロバーバル式を2個並べた形状で2-3%精度がでてますが
クロストークがまだ残っていたり肉厚精度が厳しい点で課題があります。

●2019Fzユニット
軸力を純粋に測定するブリッジ配置をトライしてみます。
4ゲージではできないので2ゲージと2ダミーで1ブリッジとします。

(R1+R3)-(R2+R4)となりますが R1,R3がアクティブでR2,R4がダミーです。
R1,R3が圧縮したときに、R2,R4は変化しないので、2倍の圧縮ひずみがでます。
曲げが入った場合は、R1とR3が曲げ対称位置にあるので曲げはキャンセルされるはずです。
しかし、3DP造形の場合は、完全にキャンセルされるかが課題でトライしてみないとわかりません。

●以後
正月の暇をみて造形してみようと思います。

 

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