●管理人:長野県松本市在住、メカトロ製品開発技術者を40年やって定年退職して趣味でモノづくりコト作りしてます。
注)ご連絡はSNSからでお願いいたします。
メールから直接だと相手のお立場が判らないので適切な回答ができずに、失礼してしまうので、信州MAKERSのSNSからお問合せください。
Xは、毎回更新してますので、ダイレクトメッセージをいただければ応答は迅速にできます。https://x.com/shinshu_makers
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●信州MAKERSの方向性は、DIYからIndustry4.0の先に行くという夢があります。Industry4とは、
30年も技術開発と製品企画を経験しているとマスプロダクション製品が必ずしもユーザーの満足を与えている
ものではないことを痛感してます。例えば、
①情報機器
想定される全ての使い方に対応するために、膨大な仕様書を作成して、それに沿ったソフトウェアとハードウェアを開発、設計、品質保証、製造します。しかし、一人のユーザーが使うのは、用意した仕様と品質の僅かな部分しか使いませんので、メーカーが費やした開発コストの一部しか使ってないことになるので、1人のユーザーにとっては無駄な機能のためにコストを負担させられているということになります。
②自動車
私は、自動車で遠乗りするのが好きですが、車の操作パネルのUI仕様が自分に合ってないのが非常に気に食いません、UIくらいユーザーのカスタマイズに対応してほしいのですが、自動車メーカーの体質なのか、法規上の規制があるのか、融通が利くUIシステムをもった自動車は無いみたいです。
③プログラム開発ツール
PC、マイコンのプログラム開発ツールなども、ユーザーの使い勝手にぴったり合ってません。
製品としてのソフトウェアは、プログラミングを組織で管理していかないと作れないので、それに沿った
プログラミングツールが普通になっています。そのためGITが一般的にプログラムを管理するツールとして
使われているので、VisualStudioでファイルを管理するには、GITを使わざる負えません。しかし、個人で自分用のプログラムを開発しているユーザーにとっては、GITは不要です。しかし、GIT以外に使い方を提供してないので、VisualStudioは使いにくいツールとなってます。
④AIがカスタマイズをしてくれる時代になるはず
製品にAIが寄り添って、ユーザーの使い勝手を製品がセンシングして、AIがカスタマイズした仕様を作成して、製品のシステムをユーザー専用にカスタマイズしてくれるのは、技術的にできる時代になってます。
そのような、製品を企画すれば、企業の無駄な作業(開発、設計、品質保証、製造)が激減すると思います。
そのためには、製品企画をAIがやれるように教育していくことが大事です。信州MAKERSのAIのアプローチは、企画テーマの機械学習にしようと思ってます。
●1970年後半~1980年代は刺激的な時代でした。 大学時代は、マイコンにあこがれて仙台から秋葉原まで毎月通ってました。学生時代は、マイコンを購入できなかったのですが、就職してから、エプソンのハンドヘルドコンピュータHC-20を購入してアセンブラを作成して遊んでました。パソコン、マイコンが好きで信州精機(エプソン)という諏訪精工舎の子会社に入社しました。大学は、金属材料系だったのですが、面接でターミナルプリンタの機械設計部門にどうしても入りたいと粘って、配属されました。メカトロ技術の最先端部門で、新人教育は、ステップモーターを自作回路とかプログラムで動かすという課題を与えられて1か月で、ステップモーターを自由自在に動かしました。当時機械系技術者にソフト、エレキ全部いじれることを要求していてるエプソンの技術レベルの高さがうれしかったです。人によって、ロジックICだけでステップモーターを動かしたりしてましたが。私はマイコンボードにモータードライバ回路と接続して、ステップモーターを駆動してました。エプソンのプリンタの初代機種を設計しました。1980年代は、パソコンが誕生してアップルのMacintosh Plusなど購入して、プログラムを作ったりゲームをしてました。CPUは、モトローラのMC68000系のアセンブラを学習して、オブジェクト指向という概念を学びました。当時のエプソンMACマニアがたくさんいて、アップルOS上のプリンタドライバを一人で作ってしまうような天才技術者がいました。そのようなソフトウェアに強い技術者集団だったので、PC市場が急拡大したときでもアップル、IBM,マイクロソフトなど米国PCメーカーの専用プリンタの注文が舞い込んで、売り上げ倍々ゲームの時代が80年代後半から90年代初めまで続いて、数百億円の会社が10年で4000億円の会社になりました。私は、へそ曲がりなので、皆がターミナルプリンタをやっていたので、違うプリンタを作りたくて、インクジェットでラベル専用プリンタなど開発してました。ラベルプリンタで開発して特許取得していた4辺フチなし印刷方式が6年後に、写真の4辺フチなし印刷の技術になって、写真プリンタとして、世界的に大ヒットして、特許が一大業績となって、20年後に特許庁、発明協会で、褒章を受けました。 ●本ブログの特徴は、DIY活動で「コト作りを目的にしてモノ作りを行う」ということで単にデバイスを動作させることを目的とする記事のシリーズはありません。必ずそのシリーズのコト作りの目的があってそれに沿ってデバイスと方式を選択していきますので、場合によって、デバイスも方式も大きく変更する場合もあります。そうすることによって、目的のコト作りに対して、最適なデバイスと方式はどういう仕様のものがいいのか見えてきますので、デバイスと方式を見極める技が鍛えられます。IOT系DIYがメインですが、企業活動、ビジネスでも同じ思想の重要性を啓蒙しております。 ●実績 長年、大企業の研究開発部門で、新規事業分野の開拓で成功してきました。製品化してから、20年以上高収益をだしている製品が多いです。皆さんが知っている製品もあります。ロングライフ製品というのは、開発者がユーザーと向き合って、間違いない真実を把握して技術開発したもので、市場、ユーザーの将来にわたっても変わらない事実を知って技術開発を適応させることが重要です。 特許では、数兆円の効果を生み出す発明をしました。ビジネスと開発テーマのリンクが得意です。コト作りの追及から、モノ作りを探求する手法で、市場ユーザーを基本に、開発活動をしてきたため、市場と技術開発の最適化が得意です。 ●企業の新規プロジェクトの一般的傾向 本業以外の新規分野が成功する確率は、0,3%以下だとみてます。新規分野の担当になったら、会社員人生がリセットされる覚悟を決めたほうがよいです。しかし、その企業では新規分野でも、他社からすれば、本業かもしれませんので、上手に事業を運営しているはずですので、参入の可能性が十分あるので、自社と他社の違いを徹底分析して足りないものを補えば他社に負けない事業を開拓できる可能性があるはずなので、粘って頑張ることが成功の秘訣です。体質的な課題もあって。自社の体質が変わるまで成功できない例もあります。 ①「DIY、コト作りとモノ作り関連のテーマならお手伝いいたします。自作を目的とされているお客様が対象です。」個人の来訪者様で、自作する気はないが、作ってくれとか買いたいとかオファーがありますが、基本的にDIYをしていただくポリシーですので、全くDIYをする気がない場合は、コメントとかオファーしないでください。 理由=>日本がIT後進国になった原因は、DIY精神の欠如が一因だと考えてます。 日経BPのこんな記事もあります。 相も変わらず「ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国」 IT先進国の欧米は、DIYが生活に密着してます、そういう生活文化にコンピュータが入ってくると欧米の一般人は、日曜大工と同じ感覚でソフトウェアを自作します。ですので、欧米では、ソフトウェアを作る潜在人口が膨大に発生してIT化社会が進化し続けてます。日本では、DIY文化が徹底してないので、日曜大工はするけどプログラムは作りませんとかが普通に受け入れられる状況です。この状況は、深刻で、一刻も早くDIYとしてプログラム作りをする人口を増やさないと日本の国力は衰退するばかりです。 ②開発成果のプログラムをアプリケーションとしてご要望の方もおられますが、これもDIYポリシーに反する点と私がプログラムの素人で品質保証ができない点からアプリケーションとして提供しているテーマはございません。プログラムがある程度判って、自作する人が対象ですので、開示されているソースを見れば、容易にご自分用のプログラムが組めるように記事を書いてあります。 ③大企業からのお仕事のご依頼もありますが、大概の場合、プロジェクトマネージャーが困り果てて、活路を求めてWEB検索して当サイトにたどりついて問い合わせが来ます。お話しを聞くと、その企業自体に専門家が居ない(新規事業開拓)で困っていることがほとんどです。技術者不足で、外部からの採用もできずに困っている場合がほとんどです。そこで、私がお勧めしているのは、下記です。 =>マネージャ様自身で当該技術分野の学習、習得をすることです。自身でDIYできるようになることです。何年もかかりますが、それ無しで、無理やりプロジェクト推進しても、何年も紆余曲折しますし、動員する工数も膨大で数億円から数十億円かかる場合があります。そんな無駄をするよりは、マネージャーが自身の時間を割いて、DIY学習、習得するほうが、安く早く上がりますので、最終的に、プロジェクトは成功します。要するに、マネージャーが当該分野に精通していて、業界のトップを引けるくらいでないと新規事業は成功しないということです。そんなことができるスーパーマンは滅多に居ないので、新規事業は、滅多に成功しないという現実を見れば判ります。私の感覚では、新規事業の成功率は3シグマ(0.3%)くらいでないかと感じてます。 ※2021年1月追記 2021年5月で本ブログ開始から5年となります。5年目でようやく月1万PVに達成できそうです。当初ロードバイクのPITO管風速計から始まった電子工作ですが、パワーメーター、6分力センサ、cm級GNSS-RTKスキーターンモニターと力と動きのセンシングサイトに変化してきました。ポリシーは、コト作りとモノ作りのバランスをとれたDIY活動ということは、一貫しております。面白そうなデバイスがあるからそれをどうやって使おうかではなく、何かコトをしたいから、どんなデバイスが最適なのかというアプローチです。ですので、テーマの途中で、使用デバイスを変更する場合もあります。多くの電子工作のサイトは、デバイス中心に内容を展開してますが、信州MAKERSは、コト作りを中心に展開しております。2021年は、スキーターンと歩行など人間の動きにしぼってテーマを進めていきます。ブログ閲覧ユーザー層も5年間で大きく変化してきました。当初はロードバイク趣味の人でしたが、現在は、学生、技術者のDIYマイコン学習での来訪が多いです。2020年後半から北米からのアクセスが増えてきて全体の30%程度まで伸びてきてます。結構深い内容の記事を閲覧されてますので、理系の学生か、技術者さんが来訪されていると思います。自動翻訳が当たり前になってきて、日本語サイトでも海外から読まれるようになってきてAI時代の恩恵を受けてます。マイコンも当初mbedでスタートしたのですが、ARMのIOT事業の失敗からmbedのサービスが低下してきたので、2020年からESP32系M5StickC,M5AtomでArduinoIDEでマイコンプログラムを作るようになってます。データ処理は、PCでVisualStudioでVB.NETを使って、リアルタイムグラフを作ってテーマに応じて対応してます。スマホのプログラムは、Processing Androidモードが便利なので使ってます。 ※2020年10月追記 2020年夏から多分力センサの校正システム開発に注力してます。 多分力センサを試作しても、精度の良い校正作業が膨大な時間と手間が かかる点を改良するためのシステム(SCP Smart Calibration System)です。 従来の開発テーマ(ロードバイク、RTK、3DP-IE)の基礎技術となるので、 2020年内は、システム開発をやり遂げることで2021年からのテーマの飛躍をもくろんでおります。 愛読者様が増えてきていて、質問もあろうかと思いますので掲示板を 設置いたしました。公開されますが、記事内容へのご質問は、皆さまの お役にたつと思いますので、投稿をお願いいたします。 https://9226.teacup.com/shinshu_makers/bbs/ ※2020年7月追記 ①記事の追記 視聴回数が増えてきた記事はリニューアルをいれてます。 その後の情報を追記していく方法をとってます。ですので、ご興味のある記事でもっと知りたい場合は、何回も閲覧していただければ、読みたい方がいるということで、記事に最新情報を追記いたします。 ②電子工作でプログラミング経験をするメリット 米国IT界では趣味でプログラミングしている人を「市民開発者」と呼んで、一般企業内では歓迎される存在になっているようです。企業内のDX化に大きな力を発揮してくれることがクローズアップされてます。 参照記事 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/070800584/?n_cid=nbpnxt_mled_chm =>これも、専門のIT技術者だとその会社のDXのコト作りを知らないでモノ作り(システム作り)をしてしまうのですが、その会社のコト作りを熟知しているひとがモノ作り(システム作り)に賛助することで、コト作りをサポートしながらモノ作りができるので、コト作りとモノ作りのバランスがとれたシステムができるということだと思います。世の中全てのモノ作りは、コト作り視点を欠くと、うまく回らない事例がほとんどですので、コト作り視点のモノ作りは、若いうちから体験していくことが重要です。特に日本の産業界がIT化で遅れている原因の一つであると感じてます。 ●高専生から大学生、企業エンジニア様、企業の新規事業開拓部門様まで多くのVISITOR様がいらっしゃいますが、本記事では、途切れていたり、未だ説明不足があります。うまく動作できないとか、もっとここを教えてほしいという点があったら、遠慮せずに下記メールアドレスでお問い合わせください。皆様の活動に少しでもお手伝いできれば幸いです。記事のコメント欄は、海外からのスパムが多くウォッチしてませんので、メールでのご連絡お願いいたします。 Mail ich48397@wd5.so-net.ne.jp ※企業様の開発部門からの依頼でお仕事を頼まれる事例も増えてきてます。新規事業開拓経験が大手電子機器メーカーの研究開発事業開拓部門で20年間あるため、TOTALした新規開拓が得意です。技術面だけでなく開発推進にもお役にたてるみたいです。新規事業開拓の大変さを熟知してますので、応援いたしますのでご相談ください。ご相談メールは dj1711572002@gmail.comです。 ●得意分野:材料力学、自転車、3Dプリンタ、テレマークスキー、メカトロ全般 やってること:暇にまかせていろいろ気まぐれに開発してますが、IOT系です。 息子はピアニストやってます。 http://www.maru-yo.net/M_Tomohiro/M_Tomohiro_Recital2.htm 冬はスキーのHPに居ます。 http://www.maru-yo.net/shintele/public_html/Happy7_Top/Happy7.htm <2020年までは新型パワーメーターと3Dプリント6軸力覚センサ、3DP_i-Extruderを開発します> ●お知らせしたいこと: 若い世代へTOTALしたモノづくりとコト作りの重要性を知ってもらいたい。 ●特徴1: 失敗を恐れずに何でもやってみて体験学習する主義です。 理論的なアプローチもしますが、 モノづくりにはなりませんので実際にモノづくりをしながら理論と照合していきます。 ●特徴2: 上記のためその記事が失敗か正解かはすぐには分かりませんので、 HOW TO記事ではないです。 壁にぶち当たったときの解決方法を実体験できる記事が多いです。 ●特徴3:本サイトのお得意様は、開発の紆余曲折を楽しんで読まれてます。 ●下記は今まで開発してきた活動の履歴です。季節によってテーマが変わります。 画像をCLICKで拡大表示 キーワード検索すれば記事でてきます。 ●パワーメーター関係記事リンク 風速計:https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/?s=%E9%A2%A8%E9%80%9F SeatTube型:https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/category/seattube%E5%9E%8B/ ペダリング関係:https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/page/5/?s=%E3%83%9A%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0 PMM:https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/?s=PMM PMD:https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/?s=PMD ●6分力計関係記事リンク 中華ロードセル型6分力計:この記事リンクは未だ再生してありません、あまり役立ちません 3DP6分力計:https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/?s=%EF%BC%96%E5%88%86%E5%8A%9B%E8%A8%88%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%98 3DP6分力計は膨大な日数と手間をかけてますので、1つの記事ではわかりません。記事は1/3程度しか再生してありませんが、6分力センサ2019が始まりますのでそちらで備忘録用に再生していきます、 ●3DP あまりまとまってやってませんが3DP2019でi-Extruderを開発しますのでそちらで 集中してやります。首尾よくできたらMFT2019へ出展します。 https://shinshu-makers.net/shinshu_makers/?s=3DP ●2019の予定(未定ですが) 6分力センサとパワーメーターとも完成させる目標です。=>計測システムが苦戦して2か月遅延で2020へ延期 新たに3Dプリンタでi-Extruderネタにトライします。=>上記の影響で2カ月遅延ですが年末までにはなんとか
RTKを仕事に生かせないかと2年前からやっている建設会社勤務の労働者です。
以前から情報を漁りに信州MAKERSさまHPも見させていただいてます。
内容私の頭で理解できないことばかり、久しぶりに拝見し紹介ページをよませていただいたところ、
ああ、当社もそう。プログラミングのイロハも知らない奴が発注者などなれやしない。
と勝手に共感しておりました。
簡単なアプリをDelphiで作って公開したところ、下職さんにある程度喜ばれて、「次の作を」と思
っても気力が立ち上がらない53歳です。
また、お邪魔させていただきます。
三宅様
コメント有難うございます。
信州MAKERSご紹介への初コメントのお客様です。
共感をもっていただいて、うれしいです。
やはり、前向きにお仕事をされている方ならばのご発言と理解いたしました。
RTKは、アイデア次第では、非常に役立つ技術ですので、御社でのご活用を祈念しております。
何かご要望がありましたら、遠慮なくコメントもしくはメールいただければ、対応させていただきます。
宜しくお願いいたします。