昨年の今頃ペダリングモニターを初めて試作しました。理論的に間違いない方法で考えたら結局4ブリッジひずみゲージを16枚クランクに貼ることになってしまい、実用性は全くない実験用クランクとなってしまいました。実験中でも接触不良、電池寿命などの問題で実験すら継続的にできない代物でした。
基板もばかでかくて、使う気にならなかったです。
●PMD2018では、これを小型化して実験で継続的に使えるレベルまでに小型シンプル化しようとしてます。以下は、そのための考察です。用意したデバイスは下記写真です
面白いのは、アナログ出力の3軸加速度センサKXSC7-2050です。
Xbeeはi2cがついてないのでアナログで加速度X,Yを測定してクランク角度を得ます。
アナログのセンサものすごく小さくていい感じです。
電池はCR2450並列2個でXbee何とか使えそうなのでトライします。
回路:Xbee単独でセンサのAD変換から転送まで担えるEndDeviceモードを使います。
=>サンプリング10ビットで遅いので精度の良いパワー計算には向かないです
ブリッジ:2ブリッジゲージ8枚でなんとかベクトルを算出しようとします。
=>精度は落ちます。
Xbee Zb S2CはADが4Chありますのでフルで使います。
分力関係は下図です。 黄色のTorqueと赤のBENDを測定します
これの計算は、下記で精度を落とした簡易計算となります。
●以後
左クランクはすでに貼ってあるので、回路を組んで左クランクでキャリブレーションしてみて、上記目論見が可能か実験検証してみます。11月一杯雪が降るまでにシートチューブとサドルとハンドルとクランクの分力測定を終わらせることができるかわかりませんが、できなかったらまら、PMD2019でやります。