MFT2018で出展しているにのも関わらず、店を空けて見学に行ってました。特に西2の3DプリンタでPrusaとRepRapを見てきました。
●Prusaブース
Prusaさん居ました。人混みがすごかったです。月産6千台だそうです。個人用3DPのTOPメーカーではないでしょうか。
Cの看板に顔が隠れているのがPRUSAさんと思われます。
●RepRapのブース
http://makezine.jp/event/makers2018/m0204/
https://www.facebook.com/ReprapCommunityJapan/
RepRapは、自己増殖する3Dプリンタという意味らしいですが、本家はイギリスから発生したみたいです。
https://reprap.org/wiki/RepRap
お話しを聞いたら、現在はドイツ、オランダあたりが盛んに活動しているそうです。
RepRapで自作3Dプリンタ2台置いてあったのですが、
潤沢にリニアガイドを使ってあって、いかにも高精度マシンというものがありました。国産リニアガイド1本が2万以上しますので
部品代だけで10万円は軽く超えているマシンでした。
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M0100000000/M0110000000/M0110050000/?Brand=MSM1&Tab=SERIES
精度がよく50μmm精度ででるそうです。
本当は未公開で12月に正式発表なので、写真は撮らなかったのですが、フィラメントチェンジ機構がついていて、その位置ずれが±5μmmでフィラメント交換できるそうです。
しかし、造形サンプルをみるとQholiaのようなすべすべ感はありませんでした。聞いてみると温度帯を合わせることが重要だと言ってました。Qholiaで聞いたときは、Z軸のぶれが一番いけないとのことでしたが、RepRapの高精度マシンでは精度がいいので
問題にならないと自信があるのではないかと思います。
同じ高精度マシンのRaise3DもQholiaよりすべすべ感がない点を考えると、高精度にしてもZ軸のフレは、数μmm単位で発生しているのではないかと考察します。公差計算を3次元座標でやってみれば、リニアガイドを使っても数μmmのフレがあるので
そこを解消できるQholiaのなよなよ軸はすごい発明だと思います。日本の職人技の世界が生きていると思います。
日本の職人技で作ったコマとかボールがハイエンド工作機械より凄いのはサブミクロンオーダーのモノづくりの感覚があるからではないかと思います。職人さんは右脳で作っていて、工作機械は左脳で作っているというイメージをもってます。
AIでそこまでいけるのか、人間とAI機械の対決がこれから20年間続くと思います。