‘ペダリングのベクトルを測定できそうなので、計算と表示方法の検討をはじめました。
●今までの経緯
今までは、6分力計のベクトルは、EXCEL VBAでシリアル受信して、EXCELのグラフで描画していました。速度的には、数百msec単位での処理で、ペダリングの速度では無理です。速さそうな処理言語としては、VCがいいのですが、プログラムを組むのに、学習が必要で、1か月以上かかると思います。過去にVisualStudioの教科書を買ってその通りにやっても、バージョン違いや設定の違いで教科書通りに動かないという体験があって、WEB上でも初心者用の入門ページでもちっとも初心者用でないものが多く、mbedの入門のようにその日のうちにプログラムをかけるというものが見つかりません。Processingは、JAVAベースのインタープリタ言語で文科系の学生さんでも使っているグラフィックが強い言語ですが、VBAよりは早いことは確認できてます。VCよりは遅いが、画面のリフレッシュレート60Hzでは描画ができてますので、16.7msec周期でデータ表示できると思います。
●Processingのプログラムのコピペ
Processingは、IDEベースです。USBシリアル通信対応は\r\n32ビット版なので、64ビットシステムでも32ビットのProcessingをダウンロードして使います。\r\nhttp://download.processing.org/processing-3.3.6-windows32.zip
細かな使い方は、前回の記事を参照してください。
●WEBでほしいプログラム例をさがした
ベクトルを表示するので、矢印を描くプログラムをさがしました。
クランクの回転運動の例
http://monge.tec.fukuoka-u.ac.jp/cg_processing/03_polar_coordinates01b.html
これらのプログラム例から1時間くらいプログラムつくりました。動画でベクトルをみてもリアルタイムだと早すぎて見えないので30度おきにベクトルを書いて、クランク2回転分を表示してベクトルの変化を表示する方法をやってみました。
グラフィックが立ち上がるのに時間がかるのが気になります。
まだ、アニメーションになってないので、mbedと接続してデータをよみながらアニメーションになるかプログラム進めていきます。
●以後
TorqueとTorsionの検算と精度もだして、計算をEXCELで検証してからProcessingに埋め込む作業をします。雪降ってきたので、11月末までには、ペダリングの3次元ベクトル表示システム左クランク版を完成させようと思います。目的は、シートチューブ式パワーメーターの波形の訳のわからない点を解明するために踏力ベクトルを測定するということは忘れずに開発を進めていこうと思います。