今回の6分力ロードセルは、3Dプリント+板金の組み合わせで剛性と強度を維持する作戦です。
そのため、板金曲げ加工がどこまでできるのかを確認しないと詳細設計ができませんので、ポケットベンダーを試してみました。
今回使うのは、左がポケットベンダー、右がハンドニブラーです。
下に敷いてあるのが加工するステンレス板0.5ミリ厚です。
何故ステン0.5ミリかというとハンドニブラでカットできるぎりぎりの板材だからです。ポケットベンダーでは、ステンレス板出来るかどうかの記述はありません。
※2021年10月追記 ポケットベンダーのメーカーが変わった。
エンジニア社で製造販売されていたポケットベンダーですが、エンジニア社は扱いを辞めて、
エスコ社ブランドで販売されてます。モノは同じでロゴが変わってます。
アマゾンの商品ページ
●ハンドニブラでカット
ステンレスだと結構握力使いますが、なんとか切れました。
ただし、線に沿って綺麗に着るのは鍛錬が必要と感じました。
今回は、よれよれにカットしたので後でやすりかけます。
どこから板を差し込むかわかりにくのですが、左から差し込めば刃にはさむこことができます。
一握り2ミリくらいで進んでいきます。100ミリなら50回握るので疲れてきます。約50x100できりとれました。5分くらいでできるので糸鋸よりは早くて疲れないと思います。
幅50ミリが限界幅です。もう少し大きければいいのですが。
ステンレス板をはさんですきまが平行になるように前後左右のねじをしめたり緩めたりします。
えいやと曲げますが、どこまで曲げればいいのかわからないのでこの辺で止めたら、まだ足りませんでした。次の曲げにかかります。
刃先からクランプ長は、13ミリありますので最小13ミリまでの箱曲げできます。
4回目で箱状になりました。しかし、中に工具が入ったままですので
こじ開けてとりださないとならなくなりました。
箱形状の曲げができあがりました。
中に、3Dプリント成形物をいれてねじ止めすれば
相当の剛性と強度が得られる感触を得ました。